ディスクまたはボリュームのバックアップを新しい仮想コンピュータまたは既存の仮想コンピュータに復元します。recover vm コマンドは、Acronis ソフトウェアの以前のバージョンで利用可能だった convert コマンドを置き換えて拡張するものです。
recover vm コマンドは、次のエージェントで実行することができます。
設定済みで使用可能なコンピュータのファイルは、選択したフォルダに保存されます。それぞれの仮想ソフトウェアを使用してコンピュータを起動するか、他の用途のためにコンピュータのファイルを準備することができます。OVA 仮想アプライアンスを XenServer にインポートできます。Virtual PC のディスクを Hyper-V 仮想コンピュータに接続することができます。
このコンピュータへの復元中は、仮想コンピュータの電源をオフにする必要があります。ESX(i) ホストまたは Hyper-V ホストに置かれている復元先のコンピュータは、確認メッセージを表示することなく電源がオフになります。正しいコンピュータを指定してください。
パラメータ
復元元
--loc=<パス>
--credentials=<ユーザー名>,<パスワード>,encrypted
--arc=<アーカイブ名>
--password=<パスワード>,encrypted
--backup=<バックアップ ID>
--disk=<ディスク番号>
--volume=<ボリューム番号>
復元先
vmware、virtualpc、redhat、または xen 仮想コンピュータを作成するネットワーク フォルダの資格情報です。
--target_disk=<ディスク番号>
--target_volume=<ボリューム番号>
--start=<オフセット>{s|kb|mb|gb}
--size=<ボリューム サイズ>{s|kb|mb|gb}
復元方法
--ext2_3
--fat16_32
--preserve_mbr
--type={active|primary|logical}
--use_all_space
復元オプション
--force_yes
--power_on
--retry_count=<試行回数>
--retry_delay=<遅延>
--silent_mode={on|off}
--use_registry_defaults
一般的なパラメータ
--log=<フル パス>
--log_format={structured|unstructured}
--output={formatted|raw}
--progress
{-f|--file_params}=<フル ローカル パス>
リモート コンピュータへのアクセス(アドバンスト エディションのみ)
--host=<IP アドレスまたはホスト名>
--credentials=<ユーザー名>,<パスワード>,encrypted
コンピュータ内の特定のサービスへのアクセス(アドバンスト エディションのみ)