制限
テープ デバイスの使用には次の制限があります。
- テープ上に格納されたバックアップの統合を行うことはできません。そのため、バックアップ スキームの利用には、ある特性があります。
- テープ上に格納されたバックアップの重複除外を行うことはできません。
- テープ上に格納されたバックアップに対して、バックアップ ファイルに簡易名を付けることはできません。
- 復元にオペレーティング システムの再起動が必要な場合、そのオペレーティング システム環境下でテープ上に保存されているバックアップからの復元を実行することはできません。このような復元を実行するには、ブータブル メディアを使用します。
- テープに保存されたディスクレベルのバックアップから個別のファイルを復元することはできません。そのため、ディスクレベルのバックアップでは、データ カタログ にファイルおよびフォルダは表示されません。
- テープに保存されているバックアップまたはアーカイブはベリファイできますが、テープベースの格納域全体またはテープ デバイスのベリファイを選択することはできません。
- テープベースの格納域を接続または接続解除することはできません。
- 管理対象であるテープベースの格納域を暗号で保護することはできません。代わりにアーカイブを暗号化します。
- 下位互換性プロパティを使用して管理対象のテープベースの格納域を作成することはできません。つまり、Acronis Backup & Recovery 10 エージェントでは、Acronis Backup & Recovery 11 の管理対象であるテープベースの格納域にバックアップすることはできません。
- 1 つのバックアップを同時に複数のテープへ書き込んだり、複数のバックアップを 1 つのドライブを介して 1 つのテープに書き込んだりすることはできません。
- NDMP(ネットワーク データ管理プロトコル)を使用するデバイスはサポートされていません。
- バーコード プリンタはサポートされていません。