コンピュータの復元
システムディスクの復元は重要な処理ですのでご注意ください。開始する前に、以下のヘルプトピックにある詳細な説明を参照することをお勧めします。
次の異なる2つのケースを例にあげます。
- Windowsは正しく動作していないが、Acronis True Image 2015は起動できる。
- Windowsを起動できない(たとえば、コンピュータの電源を入れても画面に表示される内容が通常とは異なる)。
ケース1. Windowsが正しく動作しない場合のコンピュータの復元方法
- Acronis True Image 2015 を起動します。
- サイドバーで [バックアップ] をクリックします。
- バックアップリストから、システムディスクが格納されているバックアップを選択します。バックアップの場所としては、ローカル、ネットワーク ストレージ、Acronis Cloud があります。
- バックアップの種類に応じて、[PCを復元]、または [ディスクを復元] をクリックします。
- 表示されたウィンドウで、バックアップバージョン(特定の日時のデータ状態)を選択します。
- 復元するシステムパーティションとシステム予約パーティション(存在する場合)を選択します。
- [今すぐ復元] をクリックします。
処理を完了するには、Acronis True Image 2015でシステムを再起動する必要があります。
ケース2. Windowsを起動できない場合のコンピュータの復元方法
- Acronis ブータブル メディアをコンピュータに接続し、専用のスタンドアロン版の Acronis True Image 2015 を実行します。
詳細については、「手順 2 ブータブル レスキュー メディアの作成」と「BIOS での起動順の並べ替え」を参照してください。
- [ようこそ] 画面で、[復元] の下にある [マイ ディスク] を選択します。
- 復元に使用するシステム ディスク バックアップを選択します。バックアップを右クリックして、[復元] を選択します。
バックアップが表示されない場合には、[参照] をクリックし、バックアップのパスを手動で指定します。同じウィンドウで、Acronis Cloud に接続してオンライン バックアップを選択することもできます。詳細については、「Acronis Cloud からのシステムの復元」を参照してください。
- [復元の方法] で、[ディスクまたはパーティション全体を復元する] を選択します。
- [復元元] 画面で、システムパーティション(通常はC)を選択します。システム パーティションは Pri フラグ、Act フラグでも識別できます。システム予約パーティションも選択します(存在する場合)。
- パーティションの設定をすべてそのままにし、[完了] をクリックしてもかまいません。
- 処理の概要を確認して [実行] をクリックします。
- 処理が終了したら、スタンドアロン版の Acronis True Image 2015 を終了し、レスキュー メディアを取り出して(存在する場合)、復元したシステム パーティションから起動します。必要な状態までWindowsを復元したことを確認してから、元の起動順序を復元します。