recover disk

指定したディスクまたはボリュームを復元します。一回に復元できるディスクまたはボリュームは 1 つのみです。

ディスクの MBR も常に一緒に復元されます。ボリュームを復元する場合、MBR は復元されません。この場合は、recover mbr コマンドを使用することができます。

パラメータ

復元元

--loc=<パス>
--credentials=<ユーザー名>,<パスワード>
--arc=<アーカイブ名>
--password=<パスワード>
--backup=<バックアップ ID>
--disk=<ディスク番号>
--nt_signature={auto|new|backup|existing}
--volume=<ボリューム番号>
--oss_numbers

復元先

--target_disk=<ディスク番号>
--target_volume=<ボリューム番号>

ディスクの復元

--target_disk パラメータを指定した場合、指定したディスクに復元されます。

--target_disk パラメータを指定しない場合、最初に元のディスク(バックアップしたディスク)への復元が試行されます。元のディスクが見つからない場合、コマンドは失敗します。

ボリュームの復元

--target_volume パラメータを指定した場合、指定したボリュームに復元されます。

--target_volume パラメータを指定せず、--target_disk パラメータを指定した場合、指定したディスク上の適切なサイズの最初の未割り当て領域に復元されます。適切なサイズの未割り当て領域が見つからない場合は、コマンドが失敗します。

--target_volume パラメータも --target_disk パラメータも指定しない場合、最初に元のボリューム(バックアップしたボリューム)への復元が試行されます。元のボリュームが見つからない場合は、ソフトウェアによって適切なサイズの最初の未割り当て領域に復元されます。適切なサイズの未割り当て領域が見つからない場合は、コマンドが失敗します。

バックアップ後にボリュームのサイズ、場所、または他の物理的なパラメータが変更された場合、元のボリュームとは見なされません。ボリュームのドライブ文字またはラベルを変更しても、そのボリュームは認識されます。

--start=<オフセット>{s|kb|mb|gb}
--size=<ボリューム サイズ>{s|kb|mb|gb}

復元方法

--fat16_32
--ext2_3
--type={active|primary|logical}
--preserve_mbr
--active_restore

このパラメータを指定した場合、Acronis Active Restoreテクノロジが有効になります。

復元オプション

--reboot
--reboot_after
--silent_mode={on|off}
--retry_count=<試行回数>
--retry_delay=<遅延>
--ftp_active

Acronis Universal Restore のパラメータ

--ur_driver=<INF ファイル名>

Acronis Universal Restore の使用と、インストールする大容量記憶装置のドライバを指定します。

--ur_path=<フォルダの検索>

Acronis Universal Restore の使用と、ドライバの保存先へのパスを指定します。

一般的なパラメータ

--log=<フル パス>
--output={formatted|raw}
--progress
{-f|--file_params}=<フル ローカル パス>

リモート コンピュータへのアクセス(アドバンスト エディション のみ)

--host=<IP アドレスまたはホスト名>
--credentials=<ユーザー名>,<パスワード>
--address=<IP アドレスまたはホスト名>

コンピュータ内の特定のサービスへのアクセス(アドバンスト エディション のみ)

--service={mms|ams}