ランサムウェア対策が強化された Acroins Active Protection 2.0

Acronis Cyber Disaster Recovery

アクロニスの企業向けバックアップソリューションのAcronis Backup 12.5、個人向けバックアップソフトAcronis True Image 2018ではランサムウェア対策機能のAcronis Active Protectionが利用できます。 この機能が2017年9月に発売した個人向けのバックアップソフトAcronis True Image 2018ではAcronis Active Protection 2.0に進化しました。 どのように進化したのか、利用できる環境も含めて解説します。 ランサムウェアやAcronis Active Protectionとは ランサムウェアはパソコンやスマートフォンに感染するマルウェア(コンピュータウイルス)の一種です。 ファイルを暗号化して身代金(ランサム)を要求することを目的としています。 ランサムウェアに感染した場合、普段使用しているデータが暗号化され、使えなくなってしまう危険性があります。 このデータを元に戻すには身代金を支払う必要がありますが、この額も高額なことも多く、そもそも支払って暗号化が解除できるかはわかりません。 先日世界的に大きな話題となった WannaCryの時はビットコインでの支払いが必要になり、そもそもビットコインがわからないという方も多かったようです。 このランサムウェア対策がAcronis Active Protectionです。 Acronis True Image自体バックアップソフトなので、仮にランサムウェアに感染してしまっても、バックアップから復元すればデータを取り戻すことは可能です。 しかし、ランサムウェアは一瞬で全てのファイルを暗号化するほどの機能を持ったものもあり、元に戻す作業も大変です。 バックアップしていなかった場合は元に戻すことはできません。 Acronis Active Protectionは、パソコン内のファイルを常時監視し、ランサムウェア特有の動作があると暗号化を止め、暗号化されたファイルを元の状態に復元する機能です。 仮に感染して暗号化されても、自動的に復旧まで可能です。 ウイルス対策ソフトはランサムウェアの検知はできても、ファイルを元に戻すことはできないので、バックアップソフトならではの特徴的な機能とも言えます。 Acronis Active Protection 2.0でどう変わった 最新版では、ランサムウェアの検出に多くの分野で活用されている機械学習を導入しました。 疑わしい動作の分析に機械学習を使用し、ランサムウェア検出のモデルを構築します。 この機械学習で構築したモデルを使用することで、従来より高度な攻撃への検出にもつながります。 またファイルだけでなくプロセスも監視するようになりました。 これらの機能強化によって、正規なプロセスを装ってランダムな遅延でドキュメントの一部のみを暗号化するような攻撃の検出や、リアルタイムに検出することでの検出だけではなく、リカバリ時間の短縮、誤検出の防止などにつながっています。 簡単にまとめる、ランサムウェアの検出がより高度に高速になったため、防御がより強化されたということです。 macOS への対応やUIもわかりやすく改善   従来はWindowsのみの対応でしたが、Acronis True Image 2018Acronis Active Protectionは、macOSへも対応しました。 macOSは比較的安全と言われていますが、いつ何があるかわからないため、データのバックアップとともにランサムウェア対策ができるようになったため、Macユーザーの皆様にも最新のサイバー犯罪への対策が提供できるようになりました。 Acronis True Image 2018で共通するUIも改善されていますが、ランサムウェア関連についても大きく改善されています。 詳しくは、バックアップ状況が一目でわかるようにより使いやすくなったAcronis True Image 2018のブログをご覧ください。 セキュリティダッシュボードで、監視中のプロセスなどの状況も確認できるようになりました。 https://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/batukuatupuzhuang-kuang-gayi-mu-dewakaruyouniyorishi-iyasukunatutaacronis-true-image-2018 全てのエディションでランサムウェア対策が利用可能に 新機能の中で最も重要なのは、従来は上位版のみで使えていたランサムウェア対策機能が、Acronis True Image 2018では、全てのエディションで使えるようになった点です。 最もリーズナブルなSTANDARD版(永続版)は、クラウドへのバックアップなどはサポートしていませんが、このランサムウェア対策機能を利用することができます。 これにより全てのAcronis True Image 2018ユーザーの方にバックアップ機能に加えて、ランサムウェア対策機能も提供できることになりました。 他にも多くのデータ保護機能がある新世代Acronis True Image 2018は、サブスクリプション版をご利用の方はそのままアップグレードして利用できます。 30日間すべての機能がお試しできる体験版 まだ利用されていな方は無料体験版で機能を試用することも可能です。 大切なデータを守ることは難しくてややこしいと考えている方にも簡単に利用できることも特徴です、まだ利用されていない場合はぜひご利用ください。

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Acronis True Image 2018製品紹介はこちらから https://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/ Acronis Active Protection 2.0についてはこちらから https://www.acronis.com/ja-jp/lp/personal/advanced-anti-ransomware-technology/

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アクロニスについて

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。

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