Happy social media day:ソーシャルメディアアカウントを安全に保つ5つの方法

6月30日のソーシャルメディアデーにちなんで、スマートで安全なブラウジング体験のためにアカウントを安全に保つ方法をご紹介します! 

Statistaの報告によると、世界人口の60%、つまり51億8000万人以上の人々が、1つ以上のソーシャルメディアアカウントを持っています。Facebook、Twitter、Instagram、Reddit、YouTubeといったソーシャルメディアは、たった数秒で世界中のあらゆる人とユーザーをつなぐ魅力的なサービスで、多くの人々の注目を集めています。さらに、ソーシャルメディアには大規模な公開フォーラムやグループがあり、同じような考えを持つユーザー同士でつながったり、ネットに接続されたデバイスを使える人なら誰でも自分のコンテンツを制作して共有したりできます。しかし、メディアの増加による社会的なメリットに伴い、特にソーシャルメディアの利用が急増し続ける中で、セキュリティ上の懸念が日々深刻化しています。 

誰もが知っているように、パスワードを安全に保管することはセキュリティを守るためにとても重要ですが、安全なパスワードを作成することは別の話です。洗練されたハッキングプログラムは、数秒以内に短いパスワードを解読することができます。Home Security Heroesの調査によると、2023年には、小文字のアルファベットしか含まれていない11文字以下のパスワードは、ブルートフォース攻撃によって即座に解読される可能性があります。逆に、数字、大文字と小文字、記号が混在する18文字のパスワードは、最も洗練された人工知能でさえ解読に600兆年以上かかります。 

現在、専門家によって推奨されているのは、自分にとって推測しやすいパスフレーズを作ることです。パスフレーズには、3～8つの無関係な（しかし思い出しやすい）単語を含め、さまざまな大文字、記号、数字を使用します。文字と記号を数字に変換すれば、例えば、「Sarah loves her cogi」というフレーズから「5arAhl0v35H4Rc0RG!」というパスワードが作れます。これは以前推奨されていた文字数よりも多いものですが、AI技術が進歩するにつれて、安全なパスフレーズの構成要素についての評価も変わってきています。 

詳細については、安全なパスワードを作成することの重要性に関する最近のブログ記事をご覧ください。 

パスワードに関するよくある問題の解決に向けて、パスワードとユーザー名を安全に保存するためのパスワード管理アプリケーションがサードパーティによって開発されてきました。これにより、ユーザー側がパスワードとユーザー名を覚えていなくても、それぞれのフィールドに自動的に入力できます。ChromeやFirefoxなどの一部のブラウザにはパスワード管理機能が組み込まれており、これらのパスワード管理サービスを使用すると、ユーザーはデバイスとブラウザを簡単に切り替えることができます。パスワードは、「マスターパスワード」となる1つのパスワードでロックされており、サードパーティのパスワード管理アプリケーションへのログインまたはブラウザアカウントへのログインにはマスターパスワードが必要です。 

これらのパスワードマネージャーには、他のソリューションと同様に、弱点があります。すべてのパスワードが1つの場所に保存してあるため、もし誰かが「マスター」のログイン情報を入手できた場合、すべてのパスワードとユーザー名にアクセスできてしまい、非常に深刻な事態を引き起こします。ソーシャルメディアに限らず、銀行、ショッピング、仕事関連のサイトに含まれている機密性の高い財務情報や企業情報は、アクセス権を持つ人なら誰でも見ることができます。だからこそ、ここに挙げた他の方法と同様に、パスワードマネージャーだけでなく他のセキュリティ対策も併用する必要があります。 

最近の技術では、ハッカーが誰にでもなりすましやすくなっているので、知らない人からのメッセージ要求には注意が必要です。本人かどうか疑わしいときや、メッセージの要求があったときは、可能であれば直接または電話で確認し、人に知られたくないような個人情報をソーシャルメディアで提供しないようにしましょう。 

誰かが自分のソーシャルメディアアカウントにログインするたびに、あるいはログインしようとするたびに、ログインが試みられた時間や場所を通知するメールやテキストメッセージを受け取り、プラットフォームによっては使用したデバイスのリストまで確認できます。すべての大手ソーシャルメディアサイトがこのサービスを提供しており、アカウントに関する不審な行動を追跡するためにこの方法が推奨されています。この設定を有効にするには、アカウントのプライバシーとセキュリティの設定に移動します。 

二要素認証（2FA）では、アカウントにログインしようとするすべてのユーザーが、電子メール、テキスト、または音声で配信されたコードを入力する必要があります。ほとんどのソーシャルメディアプラットフォームは二要素認証を提供しており、プライバシーとセキュリティの設定からアクセスすることができます。これはアカウントを保護する最も安全な方法の1つですが、その有効性を過信してはいけません。2FAに関連する潜在的なセキュリティ上のリスクには、フィッシングによる傍受、SIMスワップなどがあります。 

以上の方法すべてを併用すると、ハッキングや侵害される可能性を最小限に抑えながら、安全にソーシャルメディアを利用できます。どのような情報を提供するか、誰に提供するか、どうやってパスワードを安全かつ解読不可能な状態に保つか、常に意識してください。サイバー攻撃対策に積極的に取り組み、ソーシャルメディアアカウントと個人情報を安全に保ちましょう。