オーバーヘッドの管理とロードバランシング機能により、データ再構築におけるさまざまな問題を解決し、強力な保護と高いパフォーマンスを実現します。Acronis Cloud RAIDは、従来型RAIDシステム、SAN、およびNASに替わる製品です。ホットデータにも対応した高パフォーマンスのイレージャーコーディングを提供します。Acronisによりデータの安全性が向上すると同時に、オーバーヘッドと冗長化の設定により、保護とパフォーマンスの最適化が可能です。
規制への対応を強化し、オブジェクトストレージに保存されたデータの真正性(データが本物であり改ざんされていないこと)を証明します。Acronis Notaryでは、ブロックチェーン技術を活用して、不変ログ機能とウォーターマーキング機能を提供しています。この技術は、重要なデータとメタデータを高速かつ高い信頼性で保護し、知的財産資産とお客様のデータの認定に使用できます。
ストレージの自己回復とデータスクラビング機能を備えたフォールトトレラントのあるアーキテクチャを安心してご利用いただけます。ReadyKernel技術により、搭載しているLinuxカーネルの稼働時にパッチを適用できるため、サービスのダウンタイムを回避できます。Acronis Cyber Infrastructureを使用することで、システムの再起動なしで、稼働中の任意のシステムにパッチを適用できます。ほとんどのカーネルのHotfixやCVEに対して、わずかミリ秒でパッチを適用できます。適用に失敗した場合、パッチは自動的にロールバックされます。
データを簡単、効率的、安全にバックアップできます。Acronis Backup Gatewayを使用すると、Acronisサイバープロテクションソリューションとシームレスに統合できます。Acronis Backupプロトコルは、ローカルネットワークと長距離ネットワークの両方に合わせて最適化されています。そのため、ブランチのバックアップシナリオに使用できます。バックアップデータをGoogle Cloud、Microsoft Azure、AWS S3などのクラウドサービスにレプリケートし、NFSプロトコルによりバックアップをNASに保存します。すべてのデータは、保存時にも移動時にも暗号化されます。
ファイルストレージの最適化によって、システムパフォーマンスの向上を目指すため、Acronis Cyber Infrastructureは、部分ファイルアップデートにも対応しています。任意のタイプの企業データを保存し、ペタバイトまで拡張できるため、ストレージ内に数十億のエンティティを保存することが可能です。Acronis Cyber Infrastructureは、古いファイルを保存するファイルアーカイブ機能も搭載しています。さらに、NFS v4、NFS v4.1など、最新のあらゆるNFS標準をサポートします。Acronisの技術を利用すると、今必要なものにアクセスできるため、企業の成長に影響をおよぼすことはありません。
ニーズに合った独自のオブジェクトストレージを構築できます。Acronis Cyber Infrastructureは、あらゆるS3アプリケーションおよびクライアントとの互換性を備え、数十億個のオブジェクトまで拡張可能です。また、データセンター間のS3データのアクティブ/アクティブのジオレプリケーションに対応しています(完全なデータ整合性を備え、データ競合の問題を解決します)。保存したオブジェクトはAcronis Notaryの不変ログ機能で(真正性を)検証できます。
ホットデータ、仮想マシンに対応した高性能のブロックストレージをご利用いただけます。Acronis Cyber Infrastructureは、コンピュートサービスとネイティブに統合されており、可用性の高い安全なiSCSIでのアクセスが可能です。SSDキャッシュ、ロードバランシング、およびすべてのFlashシステムへの高速パスを含み、パフォーマンスが向上します。また、RDMA/InfiniBandに対応しているため、低レイテンシーでCPUの負荷を低減します。
ハードウェアリソースの消費量を抑制しながら、ペタバイト規模でパフォーマンスを高めることができます。Acronisのソリューションを利用することで、企業のIT部門は稼働中の本番環境システムをスケールアップすることができます。ハイパーコンバージドノードをさらに追加、拡張することで、パフォーマンスや容量、信頼性、および復元速度が向上します。Acronis Cyber Infrastructureを利用すると、クラスター内に数十ノードがある場合でも、ほぼ直線的に規模を拡張できます。