2017年1月16日(月)  — 4 読了までの所要時間(分)
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2017予測: ブロックチェーン騒ぎは終わった — しかし、早期導入者の未来は明るい
ブロックチェーン熱は冷めつつある      2016年後半、すでに兆候は見え始めていましたが、過去12~18か月の間、世間を賑わせていたブロックチェーンをとりまく熱狂は、2017年には徐々 に冷めていくと思われます。しかし、その原因は人々がブロックチェーンに興味を失ったからではありません。むしろ、その逆です。過去数年間、ブロック チェーンの応用事例は大衆向けに極端に単純化されて伝えられていましたが、実際の事例ははるかに複雑であるという認識が高まっています。 ブロックチェーンに対する初期の熱狂は、詳しい情報の欠如と不十分な知識が引き起こしたものでした。メディアや企業、組織は、ブロックチェーンの可能性を 興奮気味に伝えていました。しかし、掘り下げていくにつれて、この新しいテクノロジに対する彼らの認識が極めて浅薄なものであることが明らかになってきま した。膨れ上がった期待のピークはすでに過ぎ去りました。来年、議論の中心は、ブロックチェーンを実用化できる現実的なプロジェクトやそのような状況に移 ります。 これまで、さまざまなブロックチェーンの応用事例が精力的にテストされてきました。保留になったアイディアや破棄されたアイディアもある一方で、さらに発 展している事例もありました。ブロックチェーンはあらゆることを解決できる魔法の杖ではないという事実が徐々に受け入れられています。 その一例は銀行業務に見られます。一部の銀行がブロックチェーンの利用を検討しているというニュースが流れてきたとき、多くの人は、支払処理に使うのだろ うと推測しました。今になってみれば、銀行業務において、ブロックチェーンが最も得意とするものが支払いや暗号通貨ではないということは明らかで、主に データ保護や記録管理、資産取引などの用途に使用されるものと思われます。 実稼働に向かうブロックチェーンプロジェクト 熱狂を乗り切った開発者や早期導入者は一定数存在し、現在、初のブロックチェーンをベースにしたプロジェクトを実稼動に移そうとしています。これらは設立 間もない新興企業のパイロットプロジェクトではありません。業界のさまざまな主要企業が立ち上げる主力製品です。 最初の実稼動事例はシンプルなものとなりそうですが、シンプルである一方で、極めて実用的でもあります。たとえば、データセキュリティ企業は、データの信 頼性検証用に、ブロックチェーン技術を使ったデータフィンガープリンティングを提供します。また、記録管理にブロックチェーンを使い始めている企業もあり ます。この分野では、ブロックチェーンをベースにした電子署名などのプロジェクトも見られるようになるでしょう。来たる年には、このテクノロジを早期に導 入した人々に導かれて、市場が近い将来、進む方向が示されるものと思われます。 複数団体間のスマートコントラクトや暗号通貨などの魅力的だが、さらに複雑なブロックチェーン機能を使った実装は、前述のシンプルな事例に市場が慣れるま で延期されると思われます。法的な基盤が欠如していること、また早期導入者の数が限られていることも、複雑なブロックチェーン事例の導入を遅らせる原因と なるでしょう。たとえば、ブロックチェーンによる支払いは、多数の銀行がシステムを共有していなければ意味がありません。いまだにわからないことばかりで あるため、諸外国の規制機関の間で、ブロックチェーンテクノロジの法的立場が合意されるまで、銀行は静観を続けるでしょう。たとえば、ブロックチェーンを ベースにした電子署名に公的な効力を与え、裁判所で認められるようにするには、新しい法律が必要です。 2017年、さまざまな業界で、ブロックチェーンをベースにした技術が実用化され、早期導入者は市場をリードするようになり、ブロックチェーンの普及に一 役買うことになると予想されます。
2017年1月16日(月)  — 5 読了までの所要時間(分)
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2017年1月16日(月)  — 5 読了までの所要時間(分)
ランサムウェア予測:2017年
2016年には、皆に愛された多くのアーティストやミュージシャン、俳優、スポーツ選手がこの世を去りました。また、この年は「ランサムウェアとは何です か?」という質問に答えられるのが、ITのセキュリティや運用の専門家だけであった最後の年でした。2017年、ランサムウェアはさらに感染力が強くな り、拡散して、あなた自身が犠牲者にならなくても、知り合いの誰かが犠牲者になるという年になりそうです。 2017年、ランサムウェアの脅威は次のように進展すると予想されます。 • 2017年、ランサムウェアの流行は飛躍的に拡大を続け、ランサムウェアファミリーの種類は爆発的に増加し、新たな亜種がめまぐる しいペースで出現するにつれて、犯罪者の収入は少なくとも50億ドルに達すると予想されます。 • ランサムウェアを使った犯罪で捕まる可能性は極めて低く、犯罪者に多額の利益をもたらし続けるため、ランサムウェアは世界一使われ るマルウェアとなるでしょう。エンドポイントセキュリティベンダーは、資金が潤沢で、高度な技術を持った悪者との勝ち目のない戦いから脱落しないように奮 闘を続けるでしょう。 • 何も知識はなく、ただランサムウェアをばらまくだけの歩兵の数は増え続けるでしょう。ランサムウェア詐欺には、SaaS業界の配布 モデルを真似て、標的のマシンを感染させるだけのために、多数の素人を動員しているという特徴があります。コンピュータを持っていて、手に入れた身代金の おこぼれにあずかるためなら法律違反もいとわない人であれば、誰でもこの役割で詐欺に荷担できます。深い技術的な知識や複雑なコーディングスキルは必要あ りません。 • ランサムウェアの侵入や伝播の手口はさらに悪質で、ずるがしこくなるでしょう。2016年後半、ランサムウェアを伝播するための、 これまでになく狡猾な手口が登場しました。感染した標的に、他のユーザーを2人感染させたら、無料で復号化キーを提供しようともちかける - これは、2000年代初めのホラー映画『リング』にあった手段です。フィッシングは依然として、最もよく使われる攻撃手段ですが、標的に合わせてカスタマ イズされ、これまでになく効果的になるでしょう。画面ロック型ランサムウェアは比較的簡単に解決できることに気づくユーザーが増えるにつれて、画面ロック 型ランサムウェアは、暗号化型ランサムウェアに追いやられるでしょう。 • 2016年、クラウドは、ローカルエリア接続を通じて広がるランサムウェアの攻撃からデータを守るためのバックアップ場所として重 宝されていました。2017年には、ランサムウェアの新たな亜種が、クラウド接続を悪用して、クラウドベースのバックアップも攻撃するようになるでしょ う。ユーザーは、このような攻撃から守ってくれるクラウドプロバイダを早急に見つけなければなりません。 • 標的に身代金をさっさと支払わせるために圧力をかける新たな手口も登場するでしょう。現在の手口は、標的に身代金の支払いを要求し てから、1時間経過するたびに、金額を増やしたり、ファイルを削除したりするものです。将来、ランサムウェアの亜種はさらに情け容赦なくなり、標的が支払 いを引き延ばしたりしたら、健康や家計に関するデータなど、個人の機密情報を盗み出して公開する、検索履歴やプライベートな写真を公開して恥をかかせるな どと脅迫するようになるでしょう。 • 最初のうちは、進んで身代金を支払おうという被害者が多数いるでしょう。しかし、犯人の多くが、支払いと引き替えに復号化キーを渡 すという約束を守らず、一度の攻撃から復旧しても、繰り返し、攻撃の標的となる可能性があることが明らかになるに従って、この勢いも減速すると思われま す。 • ランサムウェアの開発者は、セキュリティ業界の防御や破壊工作に耐えられるコードの開発に収益を再投資し続けるでしょう。ランサム ウェア開発者が、強固な暗号化スキームの実装方法を身につけるに従って、セキュリティベンダーが提供する無料の復号化ユーティリティの規模は縮小していく でしょう。 • ウイルス対策、振る舞いに基づく防御、ホワイトリストやブラックリストなど、ランサムウェアに対する現在のエンドポイントを重視し た防御は、ランサムウェア攻撃との戦いにおける根本的な弱点を示しています。それにもかかわらず、急速に進化するランサムウェア亜種との戦いで、機械学習 が有力な武器となるに従って、奇抜な防御方法が新たに登場するでしょう。 • オンプレミスやクラウド、オフラインでの定期的なバックアップをはじめとする、データ保護のための厳密な計画は、今後も、ランサム ウェア攻撃に打ち勝つための唯一間違いのない手段であり続けると思われます。 2016年は、いろいろな意味で不愉快な年であったかもしれませんが、少なくとも、ランサムウェアはまだ惨劇を招いていませんでした。しかし、2017年 には、有名人や主要な政府機関、大企業や無数のユーザーを巻き込んだサムウェア攻撃が成功を収め、大きく報道される可能性があります。来年のこの時期に は、あなたのお母さんですら、ランサムウェアとはどのようなものか、知っていることでしょう。そして、それは良いこととは言えません。
2016年11月22日(火)  — 5 読了までの所要時間(分)
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2016年11月22日(火)  — 5 読了までの所要時間(分)
ミカエル グラチェフ (in マカオ) : データに助けられて勝利を収める
アクロニスがサポートしているTCR国際シリーズで、WestCoastレーシング所属のドライバー ミカエル グラチェフに、二度目のシーズンに向けレースとアクロニスとのパートナーシップをどのように考えているかインタビューしました。  ミカエル、先日のマレーシアでの試合を終えて、ここマカ オではどのようなプランで挑みますか? マレーシアでは3回走りましたが、最終レースに問題があった十考えています。車のセッティングでのミスがトラックで影響したというのが問題 でした。レースを終え私自身のチャレンジにも影響しました。 TCR国際シリーズは、マレーシアフォーミュラ1GPのサポートを受けています。レース間のセッションでは、トラックコンディションに大きく影響しまし た。グリップも変わり、私のレースカーはきちんと準備されていませんでした。 もう1つの問題は車そのものです。最初の2レースの間に他の車に軽く衝突されて、ダメージを受け、スピードに影響していました。 マカオでは、話は別です。我々のエンジニアは、マレーシアのレースからのデータの分析に多くの時間を費やし、レースの準備ができたと確信しています。 レースとレースの間で、何が起こっているのでしょうか? スウェーデンのWestCoastのガレージに車は送り戻され次のレースに備えているのでしょうか? いえ、レースとレースの間にそれなりの期間があったとしても、(スウェーデンの)ガレージに戻すことはありません。車はコンテナに積み込まれ、次のレース 会場に直接送ります。しかし、我々はデータは常に手元に置いておきます。データは分析し、ベストなソリューションを常に追い求めています。例えば、マレー シアで起こったことを解析し、WesrCoastのメカチームがすぐにマカオに行き、次のレースに備え車を調整するのです。 マカオについてもっと教えていただけますか? セパン(マレーシアのサーキットのこと)とは明らかに違いますか? マカオのコースは、ストリートコースです。ある場所ではとても狭く、たくさんの特徴があります。マカオはアジアのラスベガスと言われ、たくさんのカジノが あり多くの環境客が集まりお金を費やし楽しんでいます。レースもそれと似ていて、まるでショーを見ているかのようなレースです。 サーキットは、6.1kmあり、非常に速く、そして先の見えないコーナーがあります。そこには常に(危険を示す)イエローフラッグがあります。トラックは 非常に狭く、2台の車が並走するのに十分な幅はなくオーバーテイクは不可能な場所もあります。レースには最高のトラックで、多くの歴史を持ったコースなの です。 過去に3回ファイナルレースに臨みましたが、本当に素晴らしく、今年もまた同じことをしたいです。   今年の戦略は何ですか? 正直に言うと、今年の戦略は昨年と同じなのです。シンプルに、クラッシュしない! ということです。我々は多くのデータを分析しています、だから私はもう少しプッシュすれば、余分にスピードを得ることができるということです。それに、こ の数か月ドライビング技術もさらに改良してきているので、昨年より良いラップタイムも叩き出せると願っています。 アクロニスがスポンサーになって、二回目のレースです。 あなたからこのスポンサーシップを見て、何が価値と感じますか? まず、マレーシアとここマカオで受けたすべてのサポートに感謝の気持ちを表したいと思います。マレーシアでともにした週末はとても生産性のあるものでし た。我々がアクロニスというパートナーに出会い、レースにおけるデータの重要性を話せました。今週末はトラックでより良い結果が出せるように願っていま す。レースのためにみんなここにいるので、素晴らしいショーになると思います。またここでアクロニス・ジャパン株式会社のローカルパートナーにも会えるこ とを楽しみにしています。 私にとってアクロニス・ジャパン株式会社は完璧なパートナーです。2か月前、私のシーズンは終わったと思ったのです。アクロニスが私を支援してくれたこと に本当に感謝しています。一緒にポイントを稼ぎ、素晴らしい結果にしましょう。 次のシーズンのために、どんな計画をしていますか? 正直に言うと、まだそれについては考えていません。今はマカオのレースにすべて集中したいからです。もちろん、次のTCR国際シリーズのシーズンも WestCoastで引き続きレースをしたいと思ってます。目標はさらに一貫しています。今シーズンは4試合勝っています。次のシーズンはチャンピオン シップで勝つことが目標ですが、これはマカオの後にお話ししましょう。
2016年11月17日(木)  — 6 読了までの所要時間(分)
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2016年11月17日(木)  — 6 読了までの所要時間(分)
Facebookアカウントのバックアップの取り方
あなたが今までに投稿したすべての写真、ビデオ、ステータスなど、Facebookのアカウントをバックアップできるということをご存知ですか。ハッキン グでアカウントを乗っ取られたなど、何らかの理由でアカウントを失ってしまったという話を耳にします。あなたがそうなのかはわかりませんが、そんな経験を したいと思う人はいないと思います。 しかし、もしそんな被害にあってしまった場合、Acronis True Imageでバックアップしておけば、不幸中の幸いでデータを失うことはありません。 Acronis True Imageにはあなたに必要な機能が備わっています Facebookのバックアップは、長い間Acronis True Imageユーザーからリクエストがあった機能のうちの1つです。慎重に検討し、数多くのテストを繰り返した結果、Acronis True Image 2017で初めてこの機能が搭載されました。Acronis True Imageを使用することで、自身のFacebookの写真、ビデオ、タイムライン、コメント、いいね! をしたページやイベントのバックアップが可能です。 Facebookのバックアップをするには、まずAcronis True Image 2017が必要になります。永久ライセンスまたはサブスクリプションlicenseのいずれかをご購入ください。サブスクリプションライセンスはソフト ウェアアップデートが含まれています。ご自身のスタイルに合ったタイプを選択いただけます。1つ留意いただきたい点は、サブスクリプションライセンスの期 間内に細心のソフトウェアがリリースされた場合常に最新のバージョンがご利用いただけます。Acronisでは今後たくさんの画期的な機能をリリースする 予定です。 ソフトウェアの設定はとてもカンタンです。下の画面(日本語版をインストールした場合は、日本語で表示されます)のとおり、Facebookアカウント は、他のコンピュータと同じような形で表示されます。クリックし追加するだけのカンタンな操作です
2016年11月16日(水)  — 5 読了までの所要時間(分)
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2016年11月16日(水)  — 5 読了までの所要時間(分)
たとえモータースポーツにはまらなくても、なぜF1が重要なのか
ある人にとっては、F1の美しさはスポーツという側面で、他の人にとっては、最も技術主導型のスポーツの後ろに信じられないほどの技術があるということか もしれない。しかし、現実的にはこんな風に2つに分けることはできない。F1はスポーツであると同時に技術であり革新であるのです。そして裕福な人のため の高価な種のようにも見えるかもしれませんが、実は私たちが日常生活をする上で恩恵を受けることが多々あるのです。F1は大規模な開発研究を行っていま す。外部から壁で遮断された工場の中では、他の工業分野において、私たちの生活にとってより安全で効率的なものをもたらす方法を見つけることができます。 ここで、私たちの生活に役に立っている明白な(もしかしたらいくつかは明白ではないかもしれませんが)例をご紹介します。 1. タイヤ ピレリタイヤ。すべてのF1チームへの唯一のタイヤサプライヤーであるピレリは、長年にわたって膨大な開発をしてきました。長持ちよりグリップ重視のソフ トタイヤ、耐久性を重視したハードタイヤ。F1で開発されたタイヤは、一般道を走る乗用車に生かされています。もし、ピレリタイヤを使っていれば、F1で 培った技術が家にあるということです。 2. KERS 運動エネルギー回生システム フライホイールエネルギを利用して、車の運動エネルギーを伝達するという概念は、もともと1950年代に物理学者リチャード・ファインマンによって開発さ れ、2009年にF1に転用されました。このシステムはブレーキ時にエネルギーを蓄え電気エネルギーに変換するというものでした。現代のF1カーにおいて は、排気とブレーキの両方で熱エネルギーを蓄え、電気に変えています。つまりあなたが近穂ハイブリッドカーを運転時は、ブレーキを踏むたびに電気が充電さ れるということを思い出してください。 3. エンジンとエコ燃料 FIAによる技術的なレギュレーションのすべての変更に伴い、F1はより環境に持続可能にするために設計された新しいエンジンの制限が導入されています。 ほんの数年前レーシングカーは3.5リッター12気筒エンジンと燃料消費に制限を設けていませんでしたが、今日ではエンジンは小さく静かになりました。す べての近代道路を走る車は、これらの発展の恩恵を直接受けています。 4. カーボンファイバーの使用 F1にとって最も大きい技術の進歩の一つに、強さと軽さで知られているカーボンファイバーの使用があげられるでしょう。カーボンファイバーの進化は、マク ラーレンがデザインした最初のモノコック構造でドライバーを囲むカプセルを設計した1980年代初頭から始まりました。この技術は、現代において自動車お よび様々な産業で使用されています。カーボンファイバーは強く軽量で、道路車両の性能および燃費に大きく貢献しています。
2016年10月27日(木)  — 5 読了までの所要時間(分)
Acronis
2016年10月27日(木)  — 5 読了までの所要時間(分)
トロ・ロッソ フランツ トスト、ダニール クビアト、2017年のゴールは明快
つい先日、来季のダニール・クビアトトロ・ロッソ続投についてのアナウンスを受け、来季の彼らの抱負についてダニールとトロ・ロッソチーム代表のフラン ツ・トストにインタビューしました。 Masha Krylova: 私 たちはU.S.グランプリが開催されるオースティンに来ています。そして、 スクーデリア・トロ・ロッソからスペシャルゲストをお招きしています:チーム代表フランツ・トスト氏とフォーミュラワンドライバー ダニール・クビアト氏 です。 来季に向けてチームにとどまったということを、今日聞いて本当に嬉しく思っています。今の心境を教えてください。 Daniil Kvyat: 私 もとても光栄に思っています。これは来年にとっても本当に素晴らしい機会だと思っています。今シーズンもまだレースは残っていますので、とにかく今は仕事 に集中できる! 私たちは今シーズンのレースに焦点を当て、そしてそのあと来季に向けて再度スタートを切るのです。私たちは自分たちがしなければいけない ことに対して、本当にハードにプッシュしています。 Franz Tost: チー ムは、ダニールが来季も我々とともにいるこの決定に、大変興奮していますし満足しています。 私たちのチームには、ダニール クビアトとカルロス サインツという素晴らしい技術を持ったドライバーがいます。そしてエンジニアが設計し、非常に競争力のある車を作り上げているということを確信しているの で、ダニールヘますますプッシュできるのです(笑)。 Masha Krylova: 素 晴らしいニュースです。アクロニスも大変興奮しています。新しいレギュレーションについて教えていただけますか? 2017年に向けてどんな期待をしてい ますか? Franz Tost: 誰 もがみんな、新しいレギュレーションに備えて完全に新しい車を考えなければいけないと考えているでしょう。新しいシャーシ、新しいタイヤ(より幅広い前輪 と後輪)、空力に関しても待ったっことなります。我々は、この問題に全力で取り組んでいます。 私たちは、今シーズンの1月に取り組みを開始しました。私たちの空気力学のチームは良い仕事をしていると思います。しかし、残りは、次のシーズンにわかる でしょう。 私たちの目標は非常に明確です。- 我々は前半~中盤にかけて、コンストラクターズチャンピオンシップで5位あたりを目標にしなければいけません。。新しいルノー電源ユニット、新しい車、新 しいタイヤ、そして2人の素晴らしいドライバーで、私たちはこの目標を達成することができると思います。  Masha Krylova: ダ ニール、あなたにとっての2017年の目標とモチベーションを保つための秘訣を教えてください。アクロニスのSNSでもたくさんの応援メッセージが寄せら れていますし、みんながあなたに聞きたがっています。 Daniil Kvyat: モ チベーションを保つことはそんな問題じゃないんだ。明確なゴールは特になく、どこに行ってもできる限りのことをトライする。 私にとって、個人的には、影 響を与えられる領域は動き出していると思っています。車に対してもできる限りサポートできるように、エンジニアとも共にハードに取り組んでいます。来季は レギュレーションも大きく変わります、どこに向かったらいいかなんて我々もわからないよ。 Masha Krylova: ア クロニスはすべてのデータ保護とフォーミュラワンは最も技術革新の高い素ポートだと思いますが、あなたにとってレースをする上で最も重要な情報は何です か? Franz Tost: 車 から様々な異なるデータがここレーストラックやCFOと一緒に自宅で仕事をしていると送られてきます。私たちはアクロニスのおかげで、安全なデータスト レージやデータバックアップを行えることに大変感謝しています。もし、データを失ったら(そして過去にそれが起きたなら)データから学ぶ機会さえ失うこと になるから、多大なるパフォーマンスを失うことになる。例えば、ドライバーたちは次のレースに向けて、過去のデータを研究しています。 フォーミュラワンはデータを駆使したスポーツです。アクロニスのようなプロフェッショナルと一緒に仕事ができるのは大変光栄です。なぜなら我々はデータを 保護し続けているから、データが守られているのです。 Masha Krylova: 我 々のフルサポートを受けているということですね。我々のオフィスにはシミュレーションのレーシングカーがあって、社員はレースで対戦することができるよう になっています。アクロニス社員はオンラインで対戦し、勝者はフォーミュラワンの観戦チケットを手にすることができるのです。我々も大変フォーミュラワン を楽しんでいるんですよ。そしてレースやドライバーから我々は多くのことを学んでいます。そこには会社からのサポートがあり、スクーデリア・トロ・ロッソ との提携を本当に喜んでいます。 Franz Tost: あ りがとう。さらなる協力を楽しみにしています。 Daniil Kvyat: 御 社が今シーズントロ・ロッソをサポートしてくれたのは本当に素晴らしいことです。我々は共に新しい目標を達成するために同じ方向に向かって進んでいきま しょう。 (このインタビューは、内容を明確にするため編集されています)
2016年10月24日(月)  — 5 読了までの所要時間(分)
Acronis
2016年10月24日(月)  — 5 読了までの所要時間(分)
ユニバーサル ソフトウェア・デファインド・ストレージ(SDS) ストレージ インフラストラクチャー管理に最適な方法
SDSとは何か。 私たちにとって必要なものの頭文字をとったもの? 本当にそうでしょうか。私たちに必要なことは、基盤となるハードウェアとは別にストレージを管理するた めの方法なのです。ソフトウェア・デファインド・ストレージ(以下、SDS)です。 これは比較的新しい用語で、人々が同じようにこの言葉を使っているとは考えにくいです。しかしながら、簡単かつ基本的な定義は、SDSとは、データが継続 的な利用可能な状態で、高速なパフォーマンスで、高い効率性、そして制限されることのない拡張性と、コスト削減を実現するために、ハードウェアからスト レージソフトウェアを切り離すということです。 なぜSDSなのか? ビッグデータは、SDSを受け入れるため動き出しています。2013年には世界のデータ総量は4.4ゼタバイトでしたが、2020年までには、44ゼタバ イト、約10倍にまで成長すると予測されています。2年ごとに倍増する予想です。この成長は、デジタル機器の使用者数の増加、オンラインビジネスを行う企 業の増加、そしてモノのインターネット(IoTを)によって増え続けているのです。さらにより多くの企業がデータの保管場所としてクラウドを活用している ことも要因の1つです。 -というのも所有するすべてのデータ、例えば分析データや、ビッグデータ、マーケティングコンテンツ、ウェブサイトのコンテン ツ、データベース、アプリケーション、バックアップ、ビデオ、画像、および他のデジタル化されたデータをオンサイトサーバーに保管するより、安価で安全で あるためです。 ですから、クラウドストレージ市場規模は、2021年に2016年から25.8パーセントので年平均成長率と推定されており、金額にすると2016年には 23.76億ドルから2021年には74.94億ドルに成長する予測です。 このすべてのデータは、記憶、管理、保護されなければなりません。すべてがきちんとされれば、より良いサービスや製品を提供することができます。SDS は、最もコストメリットが良く、ストレージ管理の面においても柔軟性の高い方法です。 爆発的なデータの増大は、企業にとってもストレージは不 可欠であり、すべてのデータを保護することが不可欠であり、さらに多くのストレージが不可欠になっていくのです。 SDS とユニバーサル SDSの違い SDSを支える技術の種類は継続的に拡大しており、SDSの種類はこれに依存してきます。例えばAcronisなどのベンダーは、ユニバーサルSDSソ リューションを提供しています。 SDSソリューションとユニバーサルSDSソリューションとは何でしょうか? 多くのベンダーは選択されたユースケースとワークロードを満たすためのSDSソリューションを提供しています。それに対してユニバーサルSDSはすべての ユーズケースとワークロードに合わせて設計されています。 具体的には、 1.    実装ファイル、ブロック、およびオブジェクトの格納、あらゆるデータをストア出来る単一ソリューション a.    仮想インフラやデータベースを格納するハードディスクドライブ(HDD)などのブロックストレージ b.    ファイル共有、バックアップ、仮想インフラ、および共有ホスティング用の共有ファイルストレージ c.    バックアップ、アプリケーションストレージ、静的なWebコンテンツのホスティング、オンラインサービスのストレージ、およびビッグ データのためのオブジェクト・ストレージ