アクロニス、キリル・タタリノフ（Kirill Tatarinov）を 取締役会副会長に任命

IT業界の重鎮でありアクロニスの取締役会のメンバーであるキリル・タタリノフは、アクロニスのサイバー戦略の実現とビジネスの成長を加速化するためにこれまで培った知見と経験を活用し、アクロニスに新たな価値を創出していきます。

※本リリースは2019年9月10日にスイスのシャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは本日、次期成長に向けた組織のリード役としてキリル・タタリノフ（Kirill Tatarinov）を取締役会副会長に任命したことを発表しました。ビジネスおよびテクノロジーの領域で30年以上のキャリアを持つ業界の重鎮と称されるタタリノフは、シトリックス・システム社、およびマイクロソフト社など、エンタープライズソフトウェア企業においてビジネスリーダーとして活躍した実績を保持しており、2018年12月からはアクロニスの取締役を務めています。

タタリノフは、これまでのキャリアで培った、実効性の高い製品戦略の立案能力、エンタープライズITに関する深い知見、革新的なテクノロジービジネスの拡大のための豊富な知見と経験、チャネルパートナーの開拓力を保持しています。タタリノフの持つ知見と経験は、アクロニスのエンタープライズ部門全体でサイバープロテクション戦略を継続的に構築するための糧となり、スイス・シンガポール企業としてのアクロニスの壮大な戦略目標を確実に達成することに貢献していきます。

「キリル氏はこの数ヶ月間、アクロニスの取締役を務めましたが、今後は、組織内でより重要な役割を果たしていきます」と、アクロニスの創設者兼CEOであるセルゲイ・ベロウソフ（Serg Bell）は述べています。「キリル氏はボードメンバーの一員として、アクロニスのサイバー戦略の実現を加速化し、アクロニス サイバープラットフォームとアクロニス サイバーインフラストラクチャ事業を拡大していく役割を担っています。革新性を伴う彼のこれまでの経験は、事業規模を問わずあらゆるお客様に簡単で効率的かつ安全なサイバープロテクションを提供するために機能します。

キリル・タタリノフは、数十億ドル規模のビジネスをけん引し達成した実績を持っています。前職では、シトリックス・システムズ社の社長兼CEOとして在籍。彼のリーダーシップの下、シトリックスは新しいビジョンと戦略を導入し、クラウドビジネスへの革新と変革に焦点を当て、劇的に高度な企業文化を導入しました。

シトリックス社に参画前は、マイクロソフト社で13年間、マイクロソフト・ビジネス・ソリューションズ部門(MBS)の統括役として、Microsoft Dynamicsのエンド・ツー・エンドの責任者を務めました。同職の就任前には、管理およびソリューション部門のコーポレート バイス プレジデントとして在籍し、Microsoft System Centerや Windows Server ソリューションを含む Microsoft Windows 管理テクノロジーおよび製品の統括を行った経験を持っています。また、同社のシニアリーダーシップチームのメンバーとしても活躍していました。現在は、Avaloq社およびAcumatica社の取締役会、その他複数のハイテク関連のベンチャー企業の指導役、さらにIT業界を対象とした投資会社のエキスパートアドバイザー役も務めています。

タタリノフは次のように述べています。「アクロニスはサイバープロテクション領域における世界的リーダーです。今後は、エグゼクティブチームとより緊密に連携し、さらに成長を加速化させ、デジタル資産の保護を目的としたお客様のニーズに継続的に応えていくことに注力できる、と嬉しく思っています。」