さて、問題です。ネットワークの保護に必要なツールはいくつあるでしょう?
あらゆるものを挙げるとなると、包括的なアプローチには少なくとも以下の15の異なるMSP(マネージド・サービスプロバイダー)ツールが必要です。
MSPスタックの新たな要件
従来のマネージド・サービスプロバイダー(MSP)には、マネージド・サービスの提供の中心に典型的なスタックがありました。その主な目的は、稼働時間と信頼性でした。このスタックは、RMM、プロフェッショナル・サービス・オートメーション(PSA)、アンチウイルス、バックアップとディザスタリカバリ、ネットワークオペレーションセンター(NOC)、およびヘルプデスクで構成されていました。現在、一部のMSPには、さらに8から10のソリューションから成るマネージド・セキュリティ・サービスプロバイダー(MSSP)のスタックが含まれます。これには、高度なエンドポイント保護、高度なメールフィルタリング、DLP/CDP、脆弱性スキャン、SIEM、インシデント対応および改善、およびエンドユーザー向けのセキュリティ意識啓発があります。
つまり、MSPは、10から20の異なるベンダー、ソフトウェア、およびダッシュボードを管理する必要がありますが、そのいずれも連携して動作するように設計されていないのです。MSPがすべきなのは、技術者を訓練し、ベンダーを管理して、顧客を危険にさらすようなことが何一つ見逃されないようにただ願うことだけです。
MSPの多くはMSSPスタックの専門家というわけではありません。それで良いのです。私たちはすべての分野で専門家になることはできません。しかし、セキュリティと保護が唯一重要なものである場合、どうやって現代のMSPはそれらを提供するのでしょう?
MSPが考慮すべき事項
もし私が現代のMSPなら、先に言及したスタックを販売することはないでしょう。その代わりに、私は保護という結果を販売します。つまり、顧客のデータの安全性、アクセシビリティ、プライバシー、真正性、およびセキュリティを確保するサイバープロテクションの5つのベクトルを月額料金で提供し、顧客の組織が稼働し続けられるようにします。
会話は、「どちらのツールが適しているか」から「顧客のデータを保護するために最適な方法は何か」に移行しつつあります。今日、MSPによる唯一の成果物は結果、つまり保護であると言えます。今日の環境で効果的な保護を提供するためには、包括的なセキュリティを確保できる最新のプロセスとツールを実装する必要があります。このことは、過去の調査結果に裏付けられています。
また、データの保護に関して言うと特効薬はなく、常に100%の保護を提供してくれるツールはないと言えます。しかし、アクロニスはそこに近づきつつあります。
MSP向けに設計されたサイバープロテクション
Acronis Cyber Protect Cloudは、顧客をエンドツーエンドで保護する包括的な保護ソリューションです。Acronis Cyber Protect Cloudでは、バックアップと復元の独自の統合、リアルタイムのマルウェア対策、およびエンドポイント管理が提供されます。定期的に信頼性の高いバックアップが自動的に作成され、安全に保存されるため、いつでもどこでもそれらを使用できます。
統合された設計は、MSPとその顧客両方の成功に役立つことを目的としています。企業の場合は、Acronis Cyber Protect Cloudによってダウンタイムの防止が強化され、改善が迅速化します。サービスプロバイダーの場合は、セキュリティ提供が強化され、複数のソリューションを使用する複雑さがなくなります。結果として、収益性の向上、SLAコンプライアンスの簡素化、およびコスト管理の強化が期待できます。
すでにアクロニス製品を提供しているMSPは、プラットフォームとRMM/PSAツールとの簡単な統合、従量課金の効率的な請求、包括的なOEM、およびシームレスなスケーラビリティを理解することで、顧客が求める結果、つまり完全なサイバープロテクションを提供できます。
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アクロニスについて
アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。