統合バックアップソリューションが、ビジネスに最適な理由

Acronis Cyber Disaster Recovery

現代のビジネスには、1つの鉄則があります。 「IT環境のダウンタイムは、最終損益を脅かすリスクになる」と言うことです。重要なデータ損失は、実際に起こり得ることです。企業のIT環境に対して、包括的なバックアップ対策は取られていますか? 多くの企業では、多岐にわたったIT環境を保有しています。例えば、ある製品ではサーバーを、別の製品では仮想マシンを、そしてまた別の製品ではデータベースを構築しているとします。そしてそれぞれのバックアップには、異なるベンダーのソフトウェアシステムを利用しているとします。しかしこのように環境ごとに異なるバックアップ管理をしていると、様々なリスクが生じます。 異なるIT環境を、異なるソフトウェアでバックアップする際のリスク 複数のバックアップアプリケーションを実行している場合、当然複数のシステムがあり、それぞれ独自の対策をとっています。複雑な管理体制は、時にデータ切断のリスクを増やす可能性があります。 異なるベンダーのソフトウェアによって保存されたバックアップは、通常互換性がありません。 そのため、あるマシンから別のマシンにデータをシフトする際に問題が生じます。 また、異なるマシンからのデータが異なる場所に、異なるプロトコルに従って、または異なる符号化方式を使用して格納されるため、特定のコンテンツを検索することが困難になります。 継続性の欠如は、組織全体の業務の遂行に必要不可欠なデータ、アプリケーション、およびプロセスに対する脅威をあいまいにする可能性があります。 ベンダーシステム間で見落とされていた互換性がないため、バックアップが失われたり、リカバリが失敗する可能性があります。 単一のバックアップソリューションを標準化することは、こうした問題の可能性を減らすことを目指しています。 なぜ一元管理できるバックアップソリューションはリスクを減らせるのか? 一元管理できるバックアップソリューションが好ましいという理由は、極めてシンプルです。 各ITシステムまたはプラットフォームごとに個別のアプリケーションを用意するのではなく、データ保護のニーズを単一のアーキテクチャに統合する完全に統合されたソフトウェアソリューションを使用します。これにより、ハードウェア、ソフトウェア、およびインフラストラクチャを適切に組み合わせることで、プラットフォーム間のバックアップおよびリカバリ操作を最適化できます。 メリット: • 管理の簡素化 異なるバックアップソフトを使用した場合、インターフェイス、制御、設定、およびオプションを含む少なくとも3つ以上のバックアップシステムを使用しなければならないが、一元管理できるバックアップソリューションを使用することで集中管理が可能になります。オペレーティングシステム、仮想環境、データベースなどの異なる環境のバックアップおよび復元 操作を管理する単一のツールを使用することにより、時間を節約できます。 • 手順の最適化 集中化と簡素化だけではなく、標準化は信頼性の高いデータ保護を目指しています。そのため災害復旧戦略の各コンポーネントを効果的に管理できるツールが必要になります。標準化されたソリューションは、増分バックアップのスケジュール設定、仮想バックアップの編成、データ保護ポリシーの作成をより簡単に行うことができます。これにより信頼性の高いバックアップと、データの損失の最小化が実現され、データの復元のリスクが軽減されます。 • 高速復元 標準化されたバックアップは、データ関連でビジネスが中断した場合、最速でビジネスを再開させるための解決策を提供します。統一化がデータセンター全体に広がることで、復元中の障害を排除します。障害のあるコンポーネントは、それがソフトウェア、サーバー、または周辺機器かに関係なく、標準化されたバックアップツールのフレームワーク内でより迅速に置き換えられます。 • コスト削減 情報通信機器などの運用管理を代行するマネジメント・サービス・プロバイダー(MSP)により、柔軟従量制のクラウドの価格設定を利用して顧客に大幅な節約を提供できます。より多くのユーザーとデバイスがサポートを必要とするため、企業により高い価格設定を提供するボリュームディスカウントにより、さらに節約を実現できます。 統合バックアップソリューションは、Acronis Backup 12.5 これらのニーズに対応できるバックアップソ リューションは、Acronis Backup 12.5です。Acronis Backup 12.5は、実証済みのハイブリッドクラウドアーキテクチャに基づいて、Windows、Microsoft 365、Azure、Linux、Mac OS X、Oracle、VMWare、Hyper-V、Red Hat Virtualization、Linux KVM、Citrix XenServer、iOS、Androidを含む21のプラットフォームをサポートします。これにより、バックアップおよび復元戦略を統合し、ITデー タセキュリティ全般を向上させることができます。 Acronis Backup 12.5を導入することで、企業はどこからでも、どのデバイスからでも、バックアップを実行してデータにアクセスできます。使いやすいWebベースのコンソールにより、整理されたシンプルな方法であらゆるデバイスおよびワークロードに簡単にアクセスできます。 Acronis Backup 12.5は、最も使いやすいデータ保護ソリューションです。またIT環境の拡張に応じて、拡張に幅広く対応することができ、複数なIT環境を保護する手間が軽減、高い信頼性とコスト効率を発揮します。 主な機能 •  カスタマイズ可能なダッシュボード:バックアップの実施状況などを一目で確認でき、画面のカスタマイズも可能 •  デバイスのグループ:異なる基準に従って、手動または自動でシステムを編成します。たとえば、すべてのSQLサーバーを一緒にグループ化することができます。 •  バックアップポリシー:グループにバックアップ計画を適用。グループに新しく参加したデバイスに自動でバックアップ計画を適用 •  レポート機能:データのレポート作成を簡素化し、ダイアグラムを追加し、レポートをカスタマイズし、自動納品を設定します。 •  アラート機能:インフラ全体を集約するアラート画面 •  ランサムウェア対策「Acronis Active Protection™」:ランサムウェアによる攻撃からデータとバックアップを保護します。 •  Acronis Instant Restore™:最短15秒のRTO、データを移動せずにバックアップを仮想マシンとして直接起動 •  Acronis vmFlashback™:仮想マシンの迅速な増分復元を利用します。 複雑なバックアップ管理を簡素化し、復元速度を上げてコストを最適化する効率的なバックアップソリューションをお探しなら、Acronis Backup 12.5こそが御社に最適なソリューションです。

アクロニスについて

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。

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