Acronis Cyber Disaster Recovery

Time Machine

Time Machineが搭載されたOSXでは手軽にバックアップが出来る様になった。それまでのバックアップと言えば重要なファイルを他のディスク等にコピーするだけ方法でしていたのが、OSX 10.5から搭載されたこの機能によって、コンシューマーユーザーにもバックアップをする重要性を認識させ、且つ、とても簡単にしかもバックアップを取れる様になった。商用サーバー等ではバックアップは当たり前の様にしているが、コンシューマーユーザーではシステムクラッシュ等の障害を経験した人以外にはそれまではあまり重要視されていなかったのではないだろうか。それを定期的にバックアップを取り、好きなときに、必要なファイルを戻せるのだ。

Acronis True Image for Mac

さて、弊社でも今回Mac向けに新製品のTrue Image for Macを販売する事になった。この製品の特徴として、3つの点が上げられる。

1.スケジュールが組める事

2.クラウドが使える事

3.ブータブルメディアが作成出来る事

この3つの特徴はTime Machineにない機能だが、Time Machineは日常的にバックアップを取る事にはとても優れている。したがってTime MachineとTrue Imageの両方を使用してお互いを補完し合おうというところに着目していく。

まず、このTrue Imageだが、弊社得意とするイメージバックアップでバックアップを取るという事。簡単に言うと、ディスク丸ごとのイメージを取りそれをバックアップするという事である。つまり、隠しパーティションの復旧ディスク(Recovery HD)もそのままバックアップが取れるので万が一にもこの領域を破壊してしまった場合でもTrue Imageのバックアップファイルから復旧する事が可能である。

共存

 では、ここでTime MachineとTrue Imageとの共存について考える。まずどうしてバックアップが2つも必要なのか?という疑問だが、答えは簡単でバックアップを違う方法でとっておけばその分、いざという時にリカバーする手段が増えリカバー出来る確率が上がるという事になる。

そしてもう一つの理由としては、リカバーする目的に合わせてバックアップを取るとリカバーするときに素早くリカバーが出来る。これはこの2つのバックアップソフトの特徴でもあるが、Time Machineはバックアップ対象のファイルをすべてコピーするいわゆるデータバックアップ、対してTrue Imageはイメージバックアップである。勿論両方ともシステム全体のリカバリーやファイル単位でのリカバリーも可能だが、正直、ファイル単位でのバックアップはTime Machineのほうが簡単に出来る。一度でも”Time Machineに入る”を選択し、Time Machineの中に入った事があれば直感的に操作出来るのを経験した事があるかと思う。

では、True Imageはというと、先に特徴でも上げた様に、ブータブルメディアを使用して丸ごとシステムリカバーをするのに向いている。この辺の操作性も長年の経験から非常に簡単に操作出来る様になっている。

そこで本題の共存だが、 Time Machineでは日常的に1時間おきにバックアップを取り、True Imageでは週1でバックアップを取るのはどうだろうか。(この間隔はOSXの使用状況によって若干変わると思う)もし、ファイルを間違って削除してしまった場合等はTime Machineからリカバーし、システムが破損したり、新しいソフトウェア、OS等を入れる場合には、その前にTrue Imageでバックアップを取っておく。それにより2つのリカバー方法を使用する事が出来、万が一、片方のバックアップファイルが破損した場合でもどちらかのバックアップからリカバーする事が可能となる。True Imageではクラウドへバックアップを取った場合でもかなり速くバックアップを取れるので、なるべくなら安全なクラウドにバックアップを取る事も考慮すると良いだろう。

まとめ

1.Time Machine とTrue Image 両方でのバックアップをとる

2.Time Machineは主にファイル単位のリカバリーに使用する

3.True Imageは主にシステム全体のリカバリーに使用する

4.万が一の場合にはどちらのバックアップファイルからでもリカバー出来る

5.True Imageはクラウドにバックアップをとるとなお良い

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