インドに拠点を置くタタグループのタタ・スチールでは、 目標復旧時間(RTO)を5日から4 ~ 6時間に、目標復旧時点(RPO)を7日から1日以内に改善
背景
タタ・スチールは、スチールサービスセンターのソリューションを法人顧 客に提供するために設立されたインドで初の企業であり、高張力鋼の加工 が可能なスチールサービスセンターとしても機能しています。同社は、イ ンド全土に10の大規模加工施設と14の販売・流通拠点を擁し、社外の加工 業者やサプライヤーからなる巨大なパートナーエコシステムが構築されて います。タタ・スチールには、全国的なサプライチェーンをサポートするために設 計された高度なITインフラがあるにもかかわらず、バックアップは時代遅 れの方法で運用されていました。ユーザーは共有フォルダや外付けハード ドライブにファイルを保存して、手動でバックアップを実行していました。 ワークステーションの障害やデータ損失のインシデントが発生した場合、 ユーザーは定期的にスケジュールされたバックアップを実行していなか たため、RPOは平均7日でした。