誰しも変化が受け入れがたいものだと知っています。いつも同じものばかり食べてしまうといったように些細なことから、ひどい仕事なのにやめられないなど、深刻なものまで様々ですが、慣れ親しんだ安全地帯から出られないせいで私たちはなかなか新しいことに挑戦することができません。長い目で見れば変えたほうが良いとわかっているときでさえもそうなのです。 同じことがソフトウェア業界にも当てはまります。そこでは、製品を購入(買い取り)して使うライセンス形態からクラウドベースのサブスクリプション契約へと置き換える企業が増えつつあります。箱入りの製品を買って棚にインストール用CDを並べるのが好きなユーザーもいるかもしれませんが、サブスクリプションがユーザーにもたらすメリットが、サブスクリプションの革命を推し進めています。事実、ガートナーの予想では、既存のソフトウェア開発会社の80%が、来年早々にはサブスクリプション方式のオプションを提供するだろうというのです。 ではここで、従来型の買い取り方式(永続ライセンスと呼ばれます)とサブスクリプション方式について、それぞれのメリットを説明しながら見ていくことにしましょう。そうすれば、Acronis Backupなどのソリューションを見たときに、どのアプローチが皆さんの会社のニーズに合っているか、おわかりいただけるでしょう。 永続ライセンス 最初にソフトウェアが市販されたとき製品は買い取り方式で販売されていたため、永続ライセンスという形が始まりました。当時、コンピュータハードウェアは高価な投資であり、めったにアップグレードされることはありませんでした。つまり、ソリューションが動いていたシステムは通常、長期間使用されたので、定期的にソフトウェアをアップグレードする必要性がなかったのです。 永続ライセンスはソフトウェアを恒久的に購入するために一括払いをする必要があり、通常、かなりの先行投資をすることになります。ただ、ソフトウェアは数年にわたって使用されることになるため、企業は永続ライセンスの購入を設備投資(CAPEX)に振り分け、数年にわたって減価償却費として計上できるというメリットがあります。 買い取り方式の欠点 ソフトウェアをサブスクリプションで「借りる」よりも自分で「所有する」のを好む人にとって、永続ライセンスは魅力的なのでしょうが、今のデータの使用方法を考えると、そこには深刻な欠点があります。 「永続」という名前が表していること。それは、1つのソリューションに長期間依存することを意味しています。以前ならそれでも構わなかったかもしれませんが、ITニーズの変化やデータ量の増加、オンライン脅威の進化、様々な技術の進歩が目まぐるしい速さで進む現状を考えたとき、永続ライセンスのソフトウェアには皆さんが求める柔軟性があるとは言えないかもしれません。 変化の速度はソリューションそのものにも影響を与えるかもしれません。たとえば永続ライセンスのAcronis Backupの場合、積極的なメンテナンスプランを立て、ソフトウェアアップデートとテクニカルサポートを受ける必要があります。そうしなければ、ソリューションは最新の脅威に対して十分な防御を行えないかもしれません。しかしそれは、一括払いの購入金額に加え、メンテナンス費用が向こう3年間で40%も余分にかかることを意味しているのです。 サブスクリプションはコスト込み インターネットとクラウドの出現により、Acronis Backupのようなソリューションをサブスクリプション方式で提供できるようになりました。ライセンスを更新することができるサブスクリプション方式を選ぶと、ライセンスの「所有権」は得られないかもしれませんが(ソフトウェアを使用するには自分でサブスクリプションを行う必要があります)、サブスクリプションには多くの魅力的なメリットがあります。 まず、初期投資が永続ライセンスよりも少なくて済みます。また、Acronis Backupをサブスクリプション契約すると、自動的にソフトウェアアップデートとテクニカルサポートが含まれるため、メンテナンスプランは不要となります。3年間で30%のコスト削減が可能となるのです。 そのうえ、Acronis Backupのサブスクリプション契約は都度支払い方式のため(1年更新、2年更新、3年更新)、より柔軟にコスト管理を行うことができます。そして必要に応じて簡単にストレージを増やしたり、元に戻したりすることができます。 そして、企業のデータとITインフラストラクチャを1年ごとのサブスクリプションで守ることにより、経理部門はその費用を設備投資から事業費(OPEX)へと変えることができ、予算編成でも予測でもはるかに正確さを期することができるようになります。 最新のサイバープロテクション 経費削減は確かに魅力的ではありますが、サブスクリプションに含まれるアップグレードとサポートの真価は、データやアプリケーション、システムに最新のプロテクションが常に適用されているという安心感が得られることにあります。 たとえば、オンラインの脅威がいかに早く進化しているか考えてみてください。サイバー犯罪者はますます進んだコンピュータ技術を持つようになり、以前よりも早くマルウェアを開発できるようになっています。サブスクリプションにすることで、Acronis Active Protectionが最新のクリプトジャッキング攻撃に対する新しい対策をアップデートしたと同時に、皆さんの会社のリソースは守られるのです。 サブスクリプションだけにある能力 実は、さらなる保護を受けるメリットがあります。サブスクリプションの顧客だけに提供しているクラウドベースの機能があるのです。その内容をご紹介しましょう。 Acronis Backup Service 最新のデータ保護を行います。Acronis CloudでAcronis Management Serverを実行することにより、ハードウェアに投資しなくても高いデータの有効性を保つことが可能になります。 Acronis Disaster Recovery 重要な業務用アプリケーションの障害を自動的に Acronis Cloudにフェイルオーバーして瞬時に重要な作業の可用性を提供し、企業の生産性を最大化します。 Microsoft 365とG Suiteのクラウド間バックアップ Microsoft Exchange Online、 OneDrive for Business、SharePoint Onlineの保護を自動的に行います。 最後に 最終的に、どちらが自分の会社に合っているかを決めるのは、完全に各企業のニーズと優先事項によるでしょう。使用するソフトウェアを所有する必要はあるけれども最新の保護は必要ないのなら(あるいは、追加のメンテナンスコストを負担できる予算があるのなら)、永続ライセンスのままでいいかもしれません。 けれどもサブスクリプションのメリットをじっくり考えると、なぜ今Acronis Backupをサブスクリプション契約し、コストパフォーマンスと柔軟性、強化された保護、クラウドベースの機能を選ぶ企業が増えているのかがお分かりいただけるでしょう。
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Working from home has become a critical part of containing the virus, but for small to mid-size businesses tackling remote work for the first time, there are security considerations to keep in mind.
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