アクロニス、ガートナー社による2020年マジック・クアドラントでビジョナリーに認定

Acronis Cyber Disaster Recovery
Acronis

世界で最も有名な市場調査会社の1つによるサードパーティの検証ほど特別なものはありません。だからこそ、ガートナー社による2020年マジック・クアドラントのデータセンターバックアップおよびリカバリソリューションでビジョナリーに認定されたことを私たちが光栄に思うのであり、2019年2015年にニッチベンダーに認定された後でもあるのでなおさらです。

ガートナー社から最近公開されたレポートに、自動車、医療、エネルギー、および政府といった業界向けのエンタープライズレベルのサイバープロテクションソリューションを含む、アクロニスが重点を置いている業界が取り上げられています。アクロニスはまた、製品のローカリゼーションに対する努力についても認められました。これは、アクロニスの製品とドキュメントが25の言語に対応しているためで、本調査で評価対象となったすべてのベンダー中、最多でした。    

ガートナー社の2020年マジック・クアドラントにおけるアクロニスの位置

ガートナー社のマジック・クアドラント(MQ)によると、ビジョナリーは、ポートフォリオ機能は市場より先に(またははるかに先に)進んでいるものの、実行力全般の面でチャレンジャーまたはリーダーのクアドラントには至らなかった先見性のあるベンダーです。これらのベンダーは主に、製品の革新性や顧客が受けるメリットによって差別化を図っています。

ガートナー社がアクロニスをビジョナリーのステータスに昇格させたのは、アクロニスの企業戦略の密接に結び付いている2つの側面が理由のように思えます。つまり、サイバープロテクションのビジョンと、エンタープライズ環境に対応する包括的なサポートです。

サイバープロテクションのビジョン

1つ目は、データ保護とサイバーセキュリティーを組み合わせるという独自のアプローチである、サイバープロテクションを重視していることです。ガートナー社のレポートでは、特にアクロニスのランサムウェア対策機能と、バックアップの真正性および復元可能性を確認する機能を、アクロニスと他社のサイバーセキュリティソリューションを差別化する機能として取り上げています。

この認識を嬉しく思います。ガートナー社によって明らかに、バックアップとサイバーセキュリティが相互に緊密に連携するものであることが認識され、アクロニスの中核となるサイバープロテクション戦略の影響が受け入れられたことを意味するからです。  

Acronis Cyber Protectは、このMQの評価期間中はまだベータ版の状態だったため、脆弱性評価、パッチ管理、そしてURLフィルタリングなどの新しい最先端の統合機能は評価項目に入りませんでした。今ではこれらの機能が実装され、パートナーやお客様に使用されつつあるため、サイバープロテクションでのアクロニスのリーダーシップによって、ガートナー社MQの将来のバージョンではアクロニスのポジションが上がるに違いありません。 

エンタープライズ環境に対応する包括的なサポート

2つ目として、私たちは、エンタープライズIT環境向けの包括的なサイバープロテクションを提供するアクロニス独自の機能が評価され、ビジョナリーのクアドラントに移動したと考えています。これには、データセンターにある仮想マシン、データベース、SaaSソリューション、そしてエッジおよびエンドポイント機器が含まれます。

ガートナー社のMQはエンタープライズデータセンターのバックアップおよび復元のみにフォーカスしたものである一方、アクロニスはエッジとエンドポイントの保護を常に重視してきました。エンタープライズにおけるデータセンターの重要性は変わらない一方で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックによる在宅勤務者の急増により、エンドポイントの保護はこれまで以上に重要になりました。

本レポートの中でアクロニスは、データセンターの内外で完全なサイバープロテクションを提供できる唯一のベンダーです。

最後に

組織のITへのニーズは絶えず進化しており、組織のデータに対するリスクも同じことが言えます。今日の要件に対応するベンダーは重要な役割を果たしていますが、近い将来に組織が何を必要とするかを予測し、組織の新しい要求に対応するソリューションを開発することで知られているベンダーは、当然ながら先見性のある企業により大きな影響を与えることになります。

多くの業界で絶対標準とされている、ガートナー社のマジック・クアドラントでビジョナリーに認定されているということが、私たちが信じていることを証明しています。つまり、アクロニスは、企業が重要なデータ、データセンター、それにエッジおよびエンドポイント機器を保護する際に直面するに違いない課題に対するソリューションを作り出しているのです。

私たちは、ガートナー社によるアクロニスのソリューションの次のレビューを楽しみにしています。というのは、2020年の分析の実行後にリリースされた最重要のパッチ管理とサイバーセキュリティの機能が対象となるからです。

ガートナー社の顧客はGartner 2020 Magic Quadrant for Data Center Backup and Recovery Solutionsのダウンロードにより、詳細情報および完全なレポートを参照いただけます。

アクロニスについて

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。

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