「多様性は人生のスパイスである」と言われますが、その例の1つとして挙げられるのが、日毎にテーマがあるGoogleの検索エンジンのロゴ(Doodle)の創造性です。GoogleのDoodle(ドゥードゥル)は、奇抜なものから社会的に深刻なものまで、さまざまな物事を混ぜ合わせることによって、ユーザーエクスペリエンスを高めます。さらに、ハイパーリンク、アニメーション、ゲームなどをDoodleに導入したことで、ユーザーエンゲージメントを高め、ブランド・ロイヤルティを強固にしてきました(Googleの収益アップは言うまでもありません)。
もしあなたが社内あるいは顧客に適したデータ保護ソリューションを探しているITサービスプロバイダー(SP)であるなら、選択肢や柔軟性のある提案ができるかどうかが、導入検討の重要な条件となることをご存知でしょう。また、SLA(サービス品質保証)を達成する必要性から、物理、仮想、オンプレミス、クラウド等、いかなる環境でも簡単かつ安全・効率的にすべてのデータを保護する方法を見つけることが理想的なスタート地点となります。もう一つの重要な要素は、サービス拡大、新規ビジネス獲得、顧客の維持、そして成長する立場に自らを置くソリューションの実行力です。
こうした課題を認識したアクロニスのエンジニアが究極のバックアップ アズア サービス(Backup as a Service)ソリューションである「Acronis Backup Cloud」を開発したことにより、サービスプロバイダーは収益を維持しつつ、顧客のニーズを実現することができるようになります。予測通りに推移すれば、データのバックアップや復旧のグローバル市場は、2022年までに115憶9千万ドルに達する見通しであることから、新たな成長を実現する可能性は非常に高いと思われます。これは決して小さな額ではありません。
パートナーがこの市場にアクセスするためには、あらゆるユースケースをカバーするデータ保護ストレージのオプションの選択肢を提供する必要があります。その選択肢を魅力的かつ収益性の高いものにするために、ハイブリッドクラウド環境を活用し、Googleといった重要戦略パートナーに協力を求めるのが賢い方法です。
クラウドストレージというITサービスにおける金鉱の採掘
この頃は、便利なパブリッククラウドストレージのおかげで、社内インフラの費用を抑えることができます。ユーザーはその分、一部あるいはすべてのデータ保護のニーズをオフサイトのクラウド型ソリューションにアウトソースすることができます。例えば、大企業であれば、重要度の低いデータをオフサイトのストレージに移行する一方で、業務に不可欠なデータをオンプレミスに保管したり、中小規模の企業であれば、すべてのデータをGoogleなどの第三者のパブリックベンダーに委託したりすることが考えられます。
当然ながら、ビジネスに適したストレージを選択するにあたっては、多くの検討課題があります。中でも、バックアップと復旧の速度、セキュリティ上の課題、規則順守は三大課題です。例えば、EUのGDPR(一般データ保護規則)が定めるルールでは、EUに顧客を持つ企業はそのデータを欧州域内に保管することが求められます。仮に拠点がニューヨークにあり、ドイツに顧客がいる場合、欧州域内のデータセンターと連携する必要があります。
選択の幅を広げるGoogleとの連携
2018年に締結したアクロニスとGoogleとのパートナーシップにより、サービスプロバイダーは顧客に説得力のあるストレージを提案することができるようになりました。Googleが安全で、パフォーマンスが高く、スケーラブルで、地理的に分散したクラウドデータセンターのネットワークをパートナーに提供する一方で、アクロニスは長きにわたって最高クラスのクラウド型データ保護ソリューションを提供してきました。双方が協力することにより、世界中のサービスプロバイダーに必要不可欠な最先端ソリューションを提供します。
手軽な利用
業界をリードするAcronis Backup Cloudは、Windows、Linux、モバイルのバックアップへのニーズに対応するストレージとして、手軽に利用できるGoogle Cloud Platformのストレージとともに、サービスプロバイダーや大企業によって利用されています。ユーザーは、Acronis Cloudに加え、ストレージの選択肢の一つとしてGoogle Cloud PlatformをAcronis Backup Cloudの管理コンソールから選択することができます。
双方が連携しながら、Acronis Backup Cloudは、セキュアなバックアップとAI(人工知能)を搭載した総合的かつ積極的なランサムウェア対策(Acronis Active Protection)を提供することにより、サービスプロバイダーが管理するすべての企業データ、アプリケーション、システムを保護します。保護対象には、オンプレミスだけでなく、モバイルやクラウド環境にあるデータも含まれます。
最後に
データ量が増え続け、ビジネスにおいて安全なストレージへの依存が大きくなる中で、アクロニスとGoogleのような戦略的なパートナーシップは、顧客エンゲージメントの維持・拡大を保証します。その結果は、ウィンウィン(win-win)です。すなわち、サービスプロバイダーとその顧客は、さらなるビジネス上の成功を等しく享受することができます。
Acronis Backup Cloudを30日間無料でお試しいただき、使い勝手の良さ、効率性、安全性、そして、このソリューションがサービスプロバイダーと顧客にもたらす価値を実感してください。
アクロニスについて
アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。