Acronis
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Acronisによる最新記事

2017年4月27日  — 5 分で読めます
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2017年4月27日  — 5 分で読めます
「絶対なくしたくない夏の思い出データは何?」キャンペーンでGoPro HERO Sessionを当てよう!
アクロニスはSNSでバックアップを啓蒙するキャンペーンを2016年末から行っていますが、2017年のゴールデンウィークから夏休みにかけての新しいキャンペーンが始まりました。 今回は夏に向けた「絶対なくしたくない夏の思い出データは何?」キャンペーンです。 4月27日から8月31日まで行われ、4回の応募期間中、毎回 GoPro HERO Session が1名様、バックアップソフトのAcronis True Image 2017 New Generaitonのプレミアムサブスクリプション版が3名様に抽選で当たります。 各応募期間は次のようになっています。 ・第1回応募期間    4月27日~5月31日応募分 第1回応募はこちらから ・第2回応募期間    6月1日~6月30日応募分 ・第3回応募期間    7月1日~7月31日応募分 ・第4回応募期間    8月1日~8月31日応募分 賞品はGoPro Hero Session 今回の当選賞品は、夏に向けて水場での使用も安心な10m防水もついたアクションカ メラのGoPro Hero Sessionです。 Wi-FiとBluetooth機能でスマートフォンとも連携して、夏ならではの写 真やビデオを撮影できます。 こちらのカメラで夏の思い出データをどんどん作って下さい。 ゴールデンウィークには間に合いませんが、夏休みにGoProを使いたい方には6月末までの第2回応募期間は間に合うと思いますので、お忘れ無くご応募をお願いします。 http://shop.gopro.com/APAC/cameras/hero-session/CHDHS-104-master.html GoPro Hero Sessionの詳細はGoPro社のサイトをご覧下さい。 GoPro Hero Sessionは毎回1名様のみですが、Acronis True Image 2017 New Generaitonのプレミアムサブスクリプション版は毎回3名様が当たります。 こちらのライセンスは5台のコンピュータ用 (1年版、1TBクラウドストレージ付属) となっています。 このバックアップソフトは、ランサムウェアやデータの改ざん対策もできる次世代製品ですので、こちらを狙うのも悪くないですよ。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/ Acronis True Image 2017 New Generation キャンペーン応募方法 キャンペーンに応募するにはアクロニスのTwitterアカウントをフォローした上 で、各応募期間にツイートする該当の投稿にリツイートする事で完了します。 すでにフォローしている方は、そのままリツイートするだけです。 さらに当選確率を上げるには、コメント付きリツイートで「絶対なくしたくない夏の思い出データは何?」に関するコメントをお願いします。 例えば 海に行ったときの思い出写真は無くしたくない。 夏だけど南半球に旅行に行ってスキーして最高に楽しかったビデオは一生取っておきたい。 夏のイベントに向けて家にこもって作った作品データが消えたら困る。 みたいな簡単な物で大丈夫です。 コメント付きリツイートで応募口数が2つになりますので、当たりやすくなりますよ。 キャンペーン期間中4回の応募期間がありますが、万が一外れても毎回応募しても問題ありません。 今までのキャンペーン同様、多くの皆様のご応募をお待ちしています。 http://www.acronis-jp.com/gopro-campaign/ 「絶対なくしたくない夏の思い出データは何?」キャンペーン https://twitter.com/Acronis_Japan アクロニスのTwitterアカウント http://www.acronis.com/ja-jp/ アクロニス
2017年4月26日  — 8 分で読めます
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2017年4月26日  — 8 分で読めます
独立系評価団体からAcronis True Image 2017 New Generationが評価された理由
先日、独立系セキュリティ団体のAV-TestとMRG EffitasからAcronis True Image 2017 New Generationが最も優れたデータ保護製品という認定を受けました。    マルウェアのようなサイバー犯罪が増える中、パソコンのファイルを定期的に他の場所へコピーするだけの時代は終わりました。これからは複数のデバイスやクラウド上のデータを、様々な脅威から保護する必要があります。 このためにはOSや使用しているソフトを最新版にし、セキュリティソフトを導入することが必要でさらに、データ保護のためのAcronis True Imageのような製品が必要になります。 そこで問題になるのが、どの製品を選べばいいかということです。 バックアップソフト1つ見ても、多くのベンダーが製品を提供しているので、その中から最適な物を選ぶ必要があります。 これは簡単では無く、とても個人で判断できる物ではありません。 Acronisとしては個人ユーザーの方にはAcronis True Image 2017 New Generationを選んでいただきたいのですが、外部の信頼できる機関がしっかりと調査した結果があったほうが確実です。 これを調査したのが、今回の独立系セキュリティ団体のAV-TESTとMRG Effitasです。 それぞれの調査でAcronis True Image 2017 New Generationのどのような点が評価されたのかを見てみましょう。 AV-TEST AV-TESTはドイツをベースにしたセキュリティ団体で、Acronis True Image 2017 New Generation以外にCarbonite Personal PLUS、CrashPlan Home、iDriveの合計4製品でテストしています。 比較した項目はユーザビリティ、パフォーマンス、機能、脅威からの保護の4項目で す。 ユーザビリティでは、インストール時のクリックが多かった物の最も優れていると評価 されました。 パフォーマンスでは、SSDを生かしたパフォーマンスという評価を受けたので、日本市場でよく使われている薄型軽量のノートパソコンでその効果が最大限に発揮できる物と思われます。 機能面では、AV-Testの39個の項目の内、33の機能があり、システムのロー ルバック機能、クラウドのオプションなども評価されました。 脅威からの保護では、Acronis Active Protection機能が唯一のランサムウェアから保護できる製品として評価されました。 すべての項目で最高の評価を得ました。 バックアップパフォーマンスとして、バックアップにかかる時間を計測していますが、 ファイルサイズにかかわらず他のソフトに比べて高速という結果が出ました。 唯一ポイントを落としたのがバックアップ間隔です。Acronis True Imageはノンストップバックアップを最短5分間隔で可能ですが、20秒ごとのバックアップが出来る製品もあったためです。 https://go.acronis.com/avtest AV-TESTのリポート http://www.acronis.com/ja-jp/pr/2017/04/11-04-53.html Acronis True Image 2017 New Generation、ランサムウェアの攻撃を他社ソフトより10倍速く遮断 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/acronis-true-image-ransamuueanogong-ji-wosu-zao-kuzhe-duan Acronis True Image 、ランサムウェアの攻撃を素早く遮断 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/ransamuueadui-ce-moke-neng-nisitadetabao-hu-batukuatuputuru-acronis-true-image-2017-new ランサムウェア対策も可能にしたデータ保護&バックアップツール Acronis True Image 2017 New Generationが1位を獲得
2017年4月21日  — 4 分で読めます
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2017年4月21日  — 4 分で読めます
ランサムウェア対策も可能にしたデータ保護&バックアップツール Acronis True Image 2017 New Generationが1位を獲得
ランサムウェアの惨劇が世界を震撼させる中、絶えずデータはもちろん、バックアップデータを保護することはとても重要です。それが、AV-Testが一般的なバックアップソリューションを使ってこれら脅威防止機能の検証を行った理由です。 もしまだ「ランサムウェア」が何か知らないとすれば、あなたはラッキーです。 この悪質なマルウェアは、システムに感染し、データを暗号化し、解読する代償として身代金を要求するからです。ランサムウェアが絶え間なく進化していく中で、確実にそのようなことを防ぐ方法はありませんが、幸いなことに、バックアップソフトウェアとアンチウイルスソリューションもそれに伴って進化しています。(しかも他社よりも早く) AV-Testは、Acronis True Image 2017 New Generation、Carbonite Personal PLUS、CrashPlan for HomeそしてiDriveなどの一般的に知られているバックアップソリューションの脅威に対する保護機能を調査しました。 調査の結果、Acronisが唯一ランサムウェアの検知・遮断し、システムへのランサムウェアの感染を防ぐソリューションと認められる 彼らのラボテストの目的は、システム上のデータがランサムウェアによって被害を受けた場合、きちんと救済されるかどうかを判断することでした。AV-Testチームは、最新のランサムウェアを使ってラボで検証しています。このランサムウェアは、実際にユーザーが感染するのと同じ脅威です。この検証で合格基準は、バックアップソリューションはランサムウェアの攻撃を受けた後、データを回復し、最小限の時間で、データ損失で変更されたシステムを元に戻すことです。AV-Testでは、有効性を測定するために5つの暗号化においてその有効性を調査しました。  (注意) この検証はあくまでも、外部とのネットワークが遮断され、糖度なセキュリティーを保有したラボ内で安全にテストされています。ご家庭などでは絶対行ってはいけません。 今回の検証の結果、Acronisは、システムを感染させることなく、ランサムウェアを検出し停止することができた唯一の製品であることが明らかになりました。これは、ファイルが暗号化されていることを検出できるソリューションを用いて明らかにされました。怪しい動きを検出すると、直ちに停止し通知すると同時にプログラムをホワイトリストに登録するか、(ランサムウェアでない場合は)無期限に停止させることができます。   またAV-Testは、バックアップファイルとバックアッププログラム自体を攻撃から保護することが、いかに重要であるかも指摘しました。 現在入手可能な多くのバックアップソリューションは、ランサムウェアの攻撃に対する対策を提供していますが、Acronis True Image 2017 New Generationは、特にランサムウェアを積極的に保護することが証明された唯一の製品です。たとえバックアップをしていたとしてもそのファイル自体が感染していたら意味はありません。 安心してお使いいただけるデータ保護対策、Acronis True Image 2017 New Generationを今すぐ体験しましょう。 AV-Testの調査レポート(英文):AV-TEST: Data Protection and Backup Software Test
2017年4月20日  — 5 分で読めます
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2017年4月20日  — 5 分で読めます
Acronis True Image 、ランサムウェアの攻撃を素早く遮断
データ保護には、包括的なバックアップソリューションが必須です。もしそれを怠ると、データを危険にさらしてしまう場合があるからです。ITセキュリティとマルウェアの研究を専門とする国際的独立系ITセキュリティ機関であるAV-Testは、一般的なバックアップソリューションの有効性を評価しました。 ランサムウェアによる悪意ある脅威からデータ を保護するには、単にデータをバックアップするだけではなく、もっと積極的なデータ保護を可能にするような、新世代のデータ保護製品が必要不可欠です。そしてそれは、使いやすく、高速でなければなりません。その理由は、データ保護製品が使いにくかったり、スピードが遅かったりすると、面倒になり使いたがらなくなってしまうからです。 なぜAcronisは、AV-Testによる 評価に合格するだけでなく、1位を獲得できたのか。AV-Testは、一般的なバックアップソリューションのデータ保護機能について、どのように調査したのか調査してみました。 AV-Testは、脅威防止、パフォーマン ス、ユーザビリティ、機能性の4つのカテゴリーに基づいて、Acronis True Image 2017 New Generation、Carbonite Personal PLUS、CrashPlan for Home、iDriveの4つの製品を評価しました。下記通りAcronis True Imageが、他社競合製品より明らかに結果を出していることが判明いたしました。 • 脅威防止スコア:90% Acronis True Imageは、ランサムウェアに対する積極的な保護を備えた唯一のコンシューマバックアップソリューションです。テスト中に試行された5つのreal- world ransomwareの攻撃をすべて停止しました。 • パフォーマンススコア:92% Acronisは、フルバックアップと増分バックアップのバックアップと復元の時間を含む、テストされたすべての項目で競合製品を上回りました。Acronis True Imageは、競合他社よりも平均で2倍、最高点では10倍高速でした。 • ユーザビリティスコア:78% Acronis True Imageは、すっきりとしたインターフェイスと簡単なセットアップで最高得点を達成しました。 • 機能スコア:85% AcronisとiDriveが、第1位になりました。このカテゴリーでは、両社ともこのカテゴリーで要求される39種類の機能のうち33種類を搭載していました。この報告書では、Try&Decide、System Cleanup、およびモバイルデバイスバックアップの機能と、バックアップ先がクラウドの場合にデータを格納する9つの国のうちの1つを選択する機能について特に述べていました。 競合他社と比較すると、AV-Testのレ ポートによると、Acronis True Image 2017 New Generationは、ローカルストレージにデータをバックアップして復元するときに、競合製品よりも最大10倍高速になります。また、さまざまなデータ・ワークロードとパフォーマンス・シナリオの範囲で最も優れたソリューションでした。そしてAcronis True Imageはそれを粉砕しました。AV-Testが発表したレポート(英文)はこちらからご覧いただけます。 このレポートでは、Acronis True Image 2017 New Generationでは、ローカルストレージにデータをバックアップして復元する際に、競合製品よりも最大10倍高速に検出されました。 Acronis True Image 2017 New Generationは、ランサムウェアに対する積極的な保護を提供する唯一の製品でした。報告書によれば、ファイルがすぐにバックアップされなかった場合でも、迅速にファイルの破損を修復しました。これにより、Acronisのユーザーは、悪意のある 脅威からデータを失うことに対する懸念が他社に比べて低いということを表します。 そして最終的に、Acronisはテストされた各カテゴリーで第1位になりました。AV-Testは、「悪質な脅威からデータを保護する能力を備えており、包括的なデータ保護ソリューションを提供し ています。卓越したパフォーマンス結果と統合された保護機能を組み合わせた使いやすい機能は、Windowsユーザーにとって優れたデータ保護を提供します。」と述べています。 AV-Testの調査レポート(英文):AV-TEST: Data Protection and Backup Software Test
2017年4月14日  — 7 分で読めます
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2017年4月14日  — 7 分で読めます
ATMを狙う自己削除型マルウェア その他 最新情報
新年度早々新しいマルウェアが発見され、新たな脅威が発生しました。 どんな新しい手法で自分たちのデータを攻撃してくるかわかりません。だからこそ情報収集を行うことは重要なのです。 OSのトップの座は、Microsoftを抜いてAndroidに その時はついに訪れました。マイクロソフトがOSのTopの座を奪われました。 StatCounterの調査報告によると、Androidが首位になりました。デスクトップ、ノートブック、タブレット、モバイル機器で最も多く使われているOSはAndroidであるとCNETはレポートしています(英語サイト)。3月には、Androidの世界市場シェアは、Microsoftよりも0.02%も高い37.9%で、首位に立ちました。 Android OSへの移行の理由には、スマートフォンなどの着実な成長とPCの売上の減少があります。 マイクロソフトは、このニュースに対してコメントを発表しませんでしたが、別の声明を発表しました: 「毎月4億台以上のアクティブデバイスに Windows 10が搭載されていることは喜ばしいことです。最も重要なことは、Windows 10は以前のバージョンのWindowsよりも製品満足度が非常に高いということです。」 これは、Microsoftに代わって Androidがトレンドの主流になりつつあることを示しています。2012年には、マイクロソフトのシェアは82%、アンドロイドのシェアは2.2%に過ぎなかったのです。 しかし、Acronis製品は、両方のOSに対応しているため、Microsoft OSユーザーにとっても、Android OSユーザーにとって喜ばしいことです。Windows PCとAndroid Galaxy s7のどちらを使用するか悩んだ場合でも、データのバックアップは万全であるということです。 ATMから現金を窃取する巧妙化されたファイルレス マルウェアとは ATMから現金を抜き取られる被害が増加しており、その際使用されるマルウェアはますます巧妙化されています。 ATM内の現金を引き出すことができるファイルレス マルウェアの存在についてはほとんど知られていません。というのも、このファイルレス マルウェアは犯行が終わると自己削除されるというものだからです。Bleeping Computerによると、このマルウェアは、少なくとも40カ国の政府機関や金融機関に侵入していたことが判明したと発表しています。 これのタイプのマルウェアは、ATMの現金を抜き取るマルウェアとしては新種ではありませんが、自己削除という意味では初めて確認されたもので、自己削除することで、そこにあったという証拠を本質的に消去してしまいます。 それゆえ研究者たちは、このマルウェアを使用した犯罪数を確定する方法がありませんでした。ほぼすべてのケースでマルウェアは犯行が終わると自らを削除し、システムからすべての痕跡を消去します。その中でたった1つのケースが「tv.dll」という痕跡を残したことで、これにより研究者たちは、多くの金融機関を攻撃していたという実証を確認できたのです。 ハッカーは、リモート管理機能を悪用して金融機関のネットワークに侵入し、ATMと通信します。その後、WindowsツールとPowerShellマルウェアを使用して、標的となるATMシステムにアクセスします。現金を引き出す人が所定の位置につくと、次にハッカーはcommand.txtファイルを使ってATMに指令を送ると、所定の位置につ いた実行犯は現金を引き出すことができるのです。 つまり、自社のシステムでリモート管理機能をハッカーに悪用されないように、より強固なデータ保護技術を実施する必要があります。 標的をiOSからAndroidに変えたペガサス マルウェア 悪名高いペガサスマルウェアは、その手口を拡大しています。 TechTargetによると(英語サイト)、iOSへの攻撃として知られているペガサスは、Android搭載のデバイスに標的を変えています。(英語サイト) Lookoutの研究者は、マルウェアがiOSからAndroidに標的を変えたことで、今後はAndroidユーザーに悪影響を及ぼすと確信していま す。 ペガサスの変種(Googleによって Chrysaorと呼ばれるAndroid版)の後ろ盾を使ったサイバー犯罪者たちは、ジャーナリスト、権利活動家、政治的反体制派をも追い詰めています。これらの被害は、iOS用のペガサスマルウェアのターゲットと同じものです。 "サイバー戦争企業と言われるNSOグループは、個人をターゲットとするOSに高度なモバイルスパイウェア機能を所有しています。これらのシグナルを調べたところ、Android版ペガサスは、イスラエル、ジョージア、メキシコ、トルコ、アラブ首長国連邦などの携帯電話で動作していたと判断しました。」と、Lookout Security IntelligenceのMike Murray副社長は述べています。 Androidの亜種は、Android版のマルウェアの「最先端」とみなされています。メッセージを盗み、電話をかけたり、スクリーンショットを撮ったり、カメラやマイクを制御したりすることができます。またAndroid版はiOS上よりも容易にインストールできるも特徴です。 だからと言って解決策がないわけではありません。このマルウェアの亜種は、広範囲に拡大はしていません。せいぜい36例くらいです。 そして、このモバイル マルウェアの被害から身を守るために、データを正しくバックアップし、モバイルデバイスのデータバックアップも、バックアップ計画に含めることが大切です。 小児科医を攻撃するランサムウェア ランサムウェアは、あなたが誰であろうが、あなたが何をしていようか、そんなことは気にしません。データを人質に取るためには、暗号化できるものはすべて暗号化してしまいます。そしてまさにテキサス の小児科医で事件は起こりました。 ABCD小児科医(米国)は、2月6日午前、医院の保有する個人情報がランサムウェアの攻撃に遭ったと声明を発表しました。 同社は、ハッキングされていることを認識し、即座に停止させましたが、アンチウイルスの暗号化が遅くなったものの、完全に停止させることはできませんでした。分析の結果、このウイルスは 「Dharma Ransomware」と識別されました。幸いなことにABCD小児医院は、ウイルスと破損したデータを削除し、以前のバックアップを使用してデータを復元し、組織を元に戻し再稼働させることができました。 声明によると、機密情報は失われたり盗まれたりすることはありませんが、ハッカーがサーバにアクセスするにあたり、一定期間患者データに対して、すべての脅威を排除することはできませんでした。 ABCDは、この事件を通じて機密情報が安全であることを高度に確かめることはできません。一般的に、影響を受ける情報には、氏名、住所、電話番号、生年月日、その他の人口統計情報、社会保障番号、保険請求情報、手続き中のテクニカルコード、医療記録、および検査報告書が含まれている可能性があります。 ABCD小児医院は、今回の感染を比較的容易に阻止することができましたが、依然として個人情報が公開されている可能性があります。このような脅威があなたやビジネスに被害をおよばさないようにするには、確実なデータ保護と災害復旧計画を実行することが重要です。
2017年4月6日  — 7 分で読めます
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2017年4月6日  — 7 分で読めます
Windows 10 Creators Update前にパソコンをバックアップしよう
Windows 10 Creators Updateが2017年4月11日から提供されます。 Windows 10になってから3回目の大きなアップデートです。Windows 10を含め、ほとんどのOSのアップデート時にはトラブルが発生する可能性も高く、事前のバックアップは必須です。 今回はWindows 10のアップデートについてと、OSアップデート前に準備しておくことを紹介します。 無償で提供されるWindows 10のアップデート マイクロソフトのWindowsは、仕事や家庭などで使うパソコンのOSとして広く普及しています。 過去のWindowsは、有料で数年に一度、 大きなアップデートとして提供されていました。 Windows XPからVistaへは5年、Windows Vistaから7へは3年のように、数年に一度、新バージョンが提供されていました。 有料なことや、バージョンアップでの不都合を考え、自らアップデートする方は多くなく、新しいWindowsを使うのは、パソコンを買い換えた時が定番だったと思います。 企業ユーザーの場合は、使用しているソフトなどの関係で、新しいパソコンにしても、数世代前の古いOSを使い続けていた事も多かったと思います。 2015年に提供されたWindows 10からは、アップデートのポリシーが大幅に変わりました。 従来のように数年おきに新バージョンを有償で提供するのではなく、半年から1年に一度程度の周期でアップデート版が無償提供されます。 アップデート自体も基本的に自動的に適用され、Windows 10ユーザーは常に最新バージョンを使う事になります。 アップデートしてもOSの名称は Windows 10のままで、基本的な操作性や見た目なども、1回のアップデートでは大きくは変わりません。 このため、ユーザーにとっては操作方法を新しく覚え直す必要がなく、Windows 10の基本的な操作方法を覚えれば、進化したアップデート版へも自然に移行できます。 Windows 10のアップデートで何が変わるのか Windows 10は2015年7月に提供が始まりました。 1回目のアップデートは2015年11月に提 供された、Windows 10 November Updateです。 大きな変更点はパーソナルアシスタント機能の、Cortana、日本語フォントの改善などがありました。 2回目のアップデートとして2016年9月に 提供されたのがWindows 10 Anniversary Updateです。 認証機能のWindows Helloによる生体認証機能、Windows Inkでのペン機能などが強化されました。 そして2017年4月に提供されるのが3回目 となるWindows 10 Creators Updateです。 3Dのペイントソフト、VR関連の新機能などが追加されます。 このように、各アップデートでは定期的に新機能が追加され機能が強化されています。また、細かな改良も行われ、使い勝手や見た目に関しても微妙に変更されています。 アップルのmacOSも同じように1年に一度 程度の大きなアップデートが行われており、数年前と比べると機能や見た目がだいぶ変わっています。これと同じように、Windows 10も数年後にはだいぶ変わっているかも知れません。 OS アップデート時に問題が発生する可能性は高い OSのアップデートによって機能が強化され、使い勝手も向上するなど、ユーザーにとっては生産性向上にもつながります。 しかし、アップデートの際に何らかの問題が発 生する可能性があります。 よくあるのが アップデートが何らかの原因で失敗しOSが起動しなくなってしまう。 アップデート後に一部のソフトなどが不都合で動かなくなる。 のような事です。 このようなトラブルはWindowsに限らず、多くのOSのアップデート時によくある不都合です。 このため、Windowsに限らずOSをアップデートする前のバックアップは必須となっています。 また、企業などで使う場合には、バックアップはもちろん、自社の環境がアップデート後にも問題なく動作するかを確認する必要もあります。 家庭で使う一般ユーザーの場合でも、使っているソフトや周辺機器がアップデートした後に使えるかどうかは確認しておくのが無難です。 従来のWindowsのアップデートよりも、Windows 10のアップデートで規模は小さく、問題が発生する可能性は従来より低いですが、OSのアップデートは何があっても大丈夫なように準備をした上で慎重に行うべきです。 OS アップデート前にはバックアップをしておこう トラブルが発生するかどうかは事前にわかりませんので、アップデートする前にバックアップをしっかりしておく事は重要となります。 単純にデータを保護しておくだけでなく、OS が起動しなくなることも考え、緊急時に起動できるようにしておきましょう。 Acronis True Imageの場合は、操作画面のツールからブータブルメディアを作成することができます。 ブータブルメディアとは、USBメモリやDVDでパソコンを起動するもので、パソコンが立ち上がらなくなった緊急時などに使うものです。   ブータブルメディアを作っておけば、パソコンがアップデートの不都合などで動かなくなっても、このブータブルメディアからパソコンを起動して、何かあった場合にはバックアップ済みの動作している環境へ戻す事ができます。 パソコンによっては、購入時の状態に戻せる機能も用意されているので、その手順をパソコンが起動しなくても分かるように印刷しておくと便利かも知れません。 バックアップ前の準備では、バックアップ自体に時間がかかり、パソコンがアップデート中は使えなくなるという問題もあります。 アップデート時間は、環境にもよりますが、数時間かかる場合もあり、前述したように何らかのトラブルが発生することも予定しておきましょう。 アップデートは、少なくとも数時間はそのパソコンを使わなくても問題ない時間に実行するような事も必要になります。 Windows 10やパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット等も含め、OSをアップデートする際はバックアップなどの事前準備をしっかりとしておきましょう。 Acronis True Image 2017は、Windowsやスマートフォンなどマルチデバイスに対応していますので、様々なデバイス内の大切なデータの保護に役立ちます。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/
2017年3月31日  — 9 分で読めます
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2017年3月31日  — 9 分で読めます
ランサムウェア テクニカルレポート
データはどこにでも存在し、そして価値のあるものだ。 そんなことは、サイバー犯罪者も、議員も、大企業もみんなわかっています。増大する脅威により企業や個人のデータが危険な状況に晒される中で、そのデータ を狙っている脅威について、常に最新の情報を把握することが非常に大切です。 Lockyランサムウェアは終わりを迎えたのか? Bleeping Computer(英語サイト)によると、Lockyランサムウェアの感染数は大幅に減少し、今月は過去最低を更新しそうだということです。 まさに驚きの展開です。 最初にランサムウェアが発覚した2016年2月以降、Lockyは最も流行したランサムウェアファミリーへと成長を遂げました。そこから、大きな被害をもたらす多数の亜種が作られたため、安全かつ確実にデータを保護するの必要性が高まりました。 専門家はこの感染数の急落を、Necurs ボットネットが消え去ったことによるものとみています。Lockyが最も蔓延していた頃、その拡大にはNecurs利用していましたが、Necurs自体は、もともとはDridexという銀行取引向けのトロイの木馬から乗り換えてきたものです。しかし、今回再びNecursが退いたものとみられます。 今年の初めより、Lockyの感染数は急落しましたが、どうやらその原因はNecursの戦術の変化にあるようです。今はLockyに代わってCerberやSporaというランサムウェアファミリーが隆盛しています。 急落のもう1つの原因は、新しいアップデートがないことです。昨年以降に登場した新しい亜種はありません。(以前は新しい亜種が定期的に出現していたのですが) しかし、だからといってLockyが完全に消え去ったわけではありません。低レベルのスパムキャンペーンでたびたび検出されます。 スタートレックをテーマとするランサムウェアが新しい流行に 新しいランサムウェアの亜種が、人気のテレビ番組シリーズの名を盗んで活動しています。 この亜種はKirkランサムウェアと呼ばれ、スタートレックというテーマのデコーダが付随しています。この新しいランサムウェアがニュースに値するわけは、その名前と使われている画像のほか、要求する身代金そのものにあります。身代金をビットコインで要求するのではなく、Moneroでの支払いを要求するのです。(Dark Readingの報告より、英語サイト) KirkはWebサイトのトラフィック負荷量をテストするツールに偽装することでユーザーのシステムへのアクセス権を取得します。アクセス権を取得したら、断続的にAES 鍵を作成してファイルを暗号化し始めます。すべてのファイルが暗号化されたら、カーク船長とスポックの画像が画面上のメッセージ内に表示され、データを取 り戻すには身代金を支払わなければならないと被害者に伝えます。 最初の要求はMonero 50単位分。(約100,000円相当) 2週間後にその支払額は500 Moneroまで増加します。暗号化後1か月が経つとデータが削除されます。 身代金が支払われたら、暗号化されたファイルをスポックが複合化します。しかし、身代金の支払いだけが、データを取り戻す唯一の方法ではありません。 データの保護は、多くの人が考えるよりも簡単で、コンピュータの定期バックアップを設定することで、時間やお金の無駄、そして不必要なIT部門との電話のやり取りをなくすことができます。 Metasploit、アップグレード版のIoTセキュリティテストを提供 IoTセキュリティが大きな懸念事項になっている中で、Rapid7は、IoTセキュリティの弱点を探し出すために、侵入テストツール「Metasploit」に無線周波数(RF)のテスト機能を追加しました。(The Registerより、英語サイト) 「今後IoTエコシステムがさらに拡大するにつれてRFテストの重要性はますます高まるでしょう」と、Rapid7はある声明で述べています。 Metasploitの以前のバージョンはイーサネット接続技術に焦点を絞っていました。RFサポートを追加したことで、IoTデバイスの侵入テストができるようになります。(IoTデバイスは、悪意のある者がDoS攻撃などの潜在的な攻撃で使うための道具となる可能性があります) また、Rapid7は先日、自動運転車向けのセキュリティの検出率を高めるように作られたHardware Bridge APIによってプラットフォームを拡張しました。 インターネットに接続された防犯カメラ、ビデオレコーダ、ルーターのようなIoT製品を利用する企業が増え続けており、そのような企業にとって、IoTセ キュリティ関連の心配事が増える中でのこの最新情報は良いニュースになるでしょう。 Google、 アプリ内ランサムウェア検出ゲームをアップ Googleは、3度目になる年次レポート 「Android Security Year in Review」をリリースしました。このレポートでGoogleは、自社が扱うアプリが悪意のあるマルウェアの影響を受けないようにして、14億人を超えるユーザーの安全を維持することに全力で取り組んでいると伝えています。(Googleのブログ記事より、英語サイト) このレポートによれば、GoogleのVerify Appsセキュリティ機能によって1日に7億5000万回以上のチェックが実行されています。1日に4億5000万回であった2015年から大きく増加し ています。 トロイの木馬が感染したアプリの数は51.5%減少、「マルウェアダウンローダ」数は54.6%減少、バックドアを含むアプリの数は30.5%減少、そしてフィッシングアプリの数は73.4%減少しました。 2016年末時点で、有害な可能性のあるアプリ(PHA)を含むアプリをGoogle Playからダウンロードしたデバイスの割合は0.05%にまで減少しました。(2015年のこの割合は0.15%) Googleはこの減少の一因を、自社がユーザーの安全およびAndroidコミュニティとの関係強化に全力で取り組んだことだとみています。 「セキュリティの脅威に関する情報を、Google、デバイスメーカー、研究コミュニティ、その他の人たちと共有することで、Androidの全ユーザーの安全が強化されています。2016年最大のコラボレーションは、月次セキュリティアップデートプログラムの提供と、セキュリティ研究コミュニティとの継 続的な提携関係によるものでした」と、そのブログ記事で述べられています。 また、Googleはパッチを増やしユーザーへの情報提供を続ける目的で、2015年に月次セキュリティアップデートプログラムを開始しました。このレポートではGoogleのデータ保護に向けた取り組みを重点的に取り上げており、2017年に上記の割合がさらに減少することを期待しています。 ブロックチェーンは食品偽装を防げるか? Alibabaは、偽装された食品の流通を阻 止するためにブロックチェーン技術を活用するというプランを提案しています。 オーストラリア郵便公社(AusPost)、Blackmores、PwCと並んで、Alibabaはオーストラリアを起点として偽装された食品の販売を この新技術によって防ぐ方法はないか調査したいと考えています。(ZDnetより、英語サイト) プロジェクトの目的は「食品信頼フレームワーク」を開発することです。ブロックチェーン技術はこのプロセスを透明化し、サプライチェーンに沿って食品を追 跡する能力を強化するのに役立ちます。 食品偽装は、もっと安く済むからという理由で食品に低品質の原料を詰め込むというやり方です。このカテゴリに属する一般的な食品には、香辛料、穀物、フルーツジュース、オリーブオイルなどがあります。 他の企業も、特にサプライチェーンの中でブロックチェーン技術を使う実験を行っています。初期のテストでは、ブロックチェーン技術によって食品チェーンの健全性をよりシンプルで効率的に、より信頼できる方法で維持できる可能性があることがわかっています。 ブロックチェーンによってこのプロセスの透明性が増し、商品がどこから来たのかを買い手と売り手の両方が確認できるようになります。 AusPost、Blackmores、PwCは、サプライチェーンに対する市場調査を行うことで、この試みを支援する予定です。 「数々のスキャンダルによって、食品メー カー、プロセス、販売会社、さらには政府規制当局に置く一般市民の信頼が揺らいでいます。そのような時代に、食品サプライチェーンの信頼を確立することが重要です。世界中の消費者がすぐに欲望を満たせることを期待しています。食品の場合、それはいつでも、どこでも、ということになります。結果、食品のサプライチェーンはグローバルなものになり、複雑さと不透明さが増大します。我々のサービスが、Alibabaがこの重要な問題を解決する方法を探るための一助となると考えています」(PwC Australia CEOのSayers氏)