2017年7月3日  — 7 分で読めます
Acronis
2017年7月3日  — 7 分で読めます
統合バックアップソリューションが、ビジネスに最適な理由
現代のビジネスには、1つの鉄則があります。 「IT環境のダウンタイムは、最終損益を脅かすリスクになる」と言うことです。重要なデータ損失は、実際に起こり得ることです。企業のIT環境に対して、包括的なバックアップ対策は取られていますか? 多くの企業では、多岐にわたったIT環境を保有しています。例えば、ある製品ではサーバーを、別の製品では仮想マシンを、そしてまた別の製品ではデータベースを構築しているとします。そしてそれぞれのバックアップには、異なるベンダーのソフトウェアシステムを利用しているとします。しかしこのように環境ごとに異なるバックアップ管理をしていると、様々なリスクが生じます。 異なるIT環境を、異なるソフトウェアでバックアップする際のリスク 複数のバックアップアプリケーションを実行している場合、当然複数のシステムがあり、それぞれ独自の対策をとっています。複雑な管理体制は、時にデータ切断のリスクを増やす可能性があります。 異なるベンダーのソフトウェアによって保存されたバックアップは、通常互換性がありません。 そのため、あるマシンから別のマシンにデータをシフトする際に問題が生じます。 また、異なるマシンからのデータが異なる場所に、異なるプロトコルに従って、または異なる符号化方式を使用して格納されるため、特定のコンテンツを検索することが困難になります。 継続性の欠如は、組織全体の業務の遂行に必要不可欠なデータ、アプリケーション、およびプロセスに対する脅威をあいまいにする可能性があります。 ベンダーシステム間で見落とされていた互換性がないため、バックアップが失われたり、リカバリが失敗する可能性があります。 単一のバックアップソリューションを標準化することは、こうした問題の可能性を減らすことを目指しています。 なぜ一元管理できるバックアップソリューションはリスクを減らせるのか? 一元管理できるバックアップソリューションが好ましいという理由は、極めてシンプルです。 各ITシステムまたはプラットフォームごとに個別のアプリケーションを用意するのではなく、データ保護のニーズを単一のアーキテクチャに統合する完全に統合されたソフトウェアソリューションを使用します。これにより、ハードウェア、ソフトウェア、およびインフラストラクチャを適切に組み合わせることで、プラットフォーム間のバックアップおよびリカバリ操作を最適化できます。 メリット: • 管理の簡素化 異なるバックアップソフトを使用した場合、インターフェイス、制御、設定、およびオプションを含む少なくとも3つ以上のバックアップシステムを使用しなければならないが、一元管理できるバックアップソリューションを使用することで集中管理が可能になります。オペレーティングシステム、仮想環境、データベースなどの異なる環境のバックアップおよび復元 操作を管理する単一のツールを使用することにより、時間を節約できます。 • 手順の最適化 集中化と簡素化だけではなく、標準化は信頼性の高いデータ保護を目指しています。そのため災害復旧戦略の各コンポーネントを効果的に管理できるツールが必要になります。標準化されたソリューションは、増分バックアップのスケジュール設定、仮想バックアップの編成、データ保護ポリシーの作成をより簡単に行うことができます。これにより信頼性の高いバックアップと、データの損失の最小化が実現され、データの復元のリスクが軽減されます。 • 高速復元 標準化されたバックアップは、データ関連でビジネスが中断した場合、最速でビジネスを再開させるための解決策を提供します。統一化がデータセンター全体に広がることで、復元中の障害を排除します。障害のあるコンポーネントは、それがソフトウェア、サーバー、または周辺機器かに関係なく、標準化されたバックアップツールのフレームワーク内でより迅速に置き換えられます。 • コスト削減 情報通信機器などの運用管理を代行するマネジメント・サービス・プロバイダー(MSP)により、柔軟従量制のクラウドの価格設定を利用して顧客に大幅な節約を提供できます。より多くのユーザーとデバイスがサポートを必要とするため、企業により高い価格設定を提供するボリュームディスカウントにより、さらに節約を実現できます。 統合バックアップソリューションは、Acronis Backup 12.5 これらのニーズに対応できるバックアップソ リューションは、Acronis Backup 12.5です。Acronis Backup 12.5は、実証済みのハイブリッドクラウドアーキテクチャに基づいて、Windows、Office 365、Azure、Linux、Mac OS X、Oracle、VMWare、Hyper-V、Red Hat Virtualization、Linux KVM、Citrix XenServer、iOS、Androidを含む21のプラットフォームをサポートします。これにより、バックアップおよび復元戦略を統合し、ITデー タセキュリティ全般を向上させることができます。 Acronis Backup 12.5を導入することで、企業はどこからでも、どのデバイスからでも、バックアップを実行してデータにアクセスできます。使いやすいWebベースのコンソールにより、整理されたシンプルな方法であらゆるデバイスおよびワークロードに簡単にアクセスできます。 Acronis Backup 12.5は、最も使いやすいデータ保護ソリューションです。またIT環境の拡張に応じて、拡張に幅広く対応することができ、複数なIT環境を保護する手間が軽減、高い信頼性とコスト効率を発揮します。 主な機能 •  カスタマイズ可能なダッシュボード:バックアップの実施状況などを一目で確認でき、画面のカスタマイズも可能 •  デバイスのグループ:異なる基準に従って、手動または自動でシステムを編成します。たとえば、すべてのSQLサーバーを一緒にグループ化することができます。 •  バックアップポリシー:グループにバックアップ計画を適用。グループに新しく参加したデバイスに自動でバックアップ計画を適用 •  レポート機能:データのレポート作成を簡素化し、ダイアグラムを追加し、レポートをカスタマイズし、自動納品を設定します。 •  アラート機能:インフラ全体を集約するアラート画面 •  ランサムウェア対策「Acronis Active Protection™」:ランサムウェアによる攻撃からデータとバックアップを保護します。 •  Acronis Instant Restore™:最短15秒のRTO、データを移動せずにバックアップを仮想マシンとして直接起動 •  Acronis vmFlashback™:仮想マシンの迅速な増分復元を利用します。 複雑なバックアップ管理を簡素化し、復元速度を上げてコストを最適化する効率的なバックアップソリューションをお探しなら、Acronis Backup 12.5こそが御社に最適なソリューションです。
2017年6月13日  — 7 分で読めます
Acronis
2017年6月13日  — 7 分で読めます
Acronis True Image 2017を使って簡単にバックアップを始める方法
バックアップは、大切な写真や文章などのデータを保護するために非常に重要です。 機器の故障、ランサムウェアのようなマルウェア(ウイルス)の被害、うっかり削除、自然災害などからデータを守るためにはバックアップは必要です。 しかしバックアップするのは面倒なことのように思えたり、やり方が難しそうなどのイメージを持ったりする方も多いようです。 アクロニスの個人向けバックアップソフト「Acronis True Image 2017」は、簡単にデータをバックアップすることが可能です。 使い方はシンプルで、インターネットからソフトをダウンロードしてインストールします。最短の2クリックで設定が完了し、バックアップを開始します。 体験版もご用意していますので、インターネットからダウンロードし、ご自分のパソコンの環境に入れて問題が無いか、どれだけ使いやすいかを確認した後にご検討いただくこともできます。 「Acronis True Image 2017」 は、Windowsパソコン、Mac、iPhoneやiPad、Androidの モバルデバイスのバックアップに対応しています。 Acronis True Image 2017をインストールする
2017年6月1日  — 6 分で読めます
Acronis
2017年6月1日  — 6 分で読めます
デジカメで撮影したデータを整理して保存する方法
デジカメで撮影したのデータを、どんな風に整理してらっしゃいますか。 パソコンで整理している方、撮影したは良いが、実はデジカメの中に(フラッシュメモリ)にデータを入れたままにしている・・など、みなさん整理方法はそれぞれお持ちだと思います。 ぜひおすすめしたい整理方法は、 撮影したデータはパソコンに写真を取り込む → 写真管理ソフト等で整理 → そのデータをAcronis True Image 2017のようなバックアップソフトでバックアップするです。 ぜひ実践していただきたい写真データの整理方法です。 整理はしてないなぁ・・・という方も、実はプリントしたり加工したいデータは、SDカードからパソコンにコピーしているという方も、多いのではないでしょうか? 弊社のバックアップキャンペーンにお寄せいただいたコメントでも、写真に関するデータの保護に悩んでいる方いらっしゃいましたので、今回は「おすすめ写真データバックアップ術」をご紹介したいと思い ます。 1.撮影したデータの取り扱い方 ■パソコンで写真を管理すると便利 前述したように、デジカメで撮影したデータはパソコンを使ってバックアップしましょう。 最近のパソコンは、比較的人気のモデルで256GBのストレージから、データ量が増えても安心な1TB以上のストレージを搭載したモデルなど、様々なデータの保存容量があります。 例えば、デジカメで撮影した写真1枚あたりファイルサイズが10MBだとすると、256GBの保存容量のあるパソコンでは約2万枚以上の写真を、パソコンの中に保存出来るという計算になります。 パソコンのストレージ容量(ハードディスクなどの容量)が1TBなら、約10万枚となります。 パソコンには、これ以外にも様々なデータが入るので、実際は写真だけの保存枚数はこれよりも減りますが、数万枚保存出来ればもしかしたら一生分くらいの写真が保存出来るのかもしれません。 最近は、スマートフォンで毎日何十枚も撮影したり、ビデオを撮影する方もいるので、一生とは言わないまでも、数年は大丈夫な容量ではないでしょうか。 これほど多くのデータを手軽に一括管理できるのは、パソコンの大きなメリットです。 スマートフォンやタブレットでも、もちろんデータを保存できますが、容量が増えてきてしまうとクラウドへの保存が必要になる場合もあります。クラウドストレージは無料の容量を超えてしまうと有償になりますので、やはりある程度のストレージを搭載したパソコンは便利だと思います。 ■写真を保存するパソコンの選び方 まだパソコンを持っていなく、もしもこれを機会にパソコンを選ぶ場合は、なるべくデータの保存容量が大きいパソコンをお勧めします。一般的には(メール、Office、インターネットなどを楽しんだりするには、)256GB程度あれば足りますが、沢山の画像を一括管理したい場合は、1TBなど容量の大きめのパソコンを選んでいただくと安心です。 メーカーや機種によっても表示が異なりますが、ハードディスク容量、ストレージ容量、HDDなどと表記されていています。 ■デジカメのデータをパソコンに保存する方法 一般的なデジカメは、SDカードに撮影した写真を保存します。   このSDカードをデジカメから取り出してパソコンに差し込むか、ケーブルでパソコンと接続して、パソコンへ写真を保存します。 一部の機種ではWi-Fiを使って転送できる場合もありますが、SDカードを使って直接やりとりする方がおススメです。   SDカードをパソコンに差し込むと、中のデータを判断して、写真を取り込むか聞いてきます。 これは、パソコンで設定しているソフトによって変わります。 Windows 10では、「フォト」 というアプリが標準で利用可能です。 macOSの場合は、「写真」 というアプリが標準で用意されています。 これ以外にも写真管理アプリは、パソコンメーカーが用意した物、別売りされている物など様々なものがあります。 アプリで管理しなくても、自分で作った写真フォルダに写真データをコピーしておくだけでも問題ありません。 この場合は、日付や場所、イベントなどフォルダーごとに整理すると後から見たい写真を探すときにも便利です。 アプリを使うメリットは、アプリ側の機能で、撮影位置や日付、顔認識による自動分類や一覧表示などが可能です。 さらにアプリによっては、デジタル一眼レフでのRAWデータの詳細な現像など、様々な機能が使える場合もあり、利用した方が多数のデータを整理するには便利です。 このようにしてデジカメのデータをパソコンに保存すると、過去に撮影した写真を手軽に一括表示できるようになるので、過去の写真を振り返るのに非常に便利です。 撮影した写真は、このように整理していただくと、後から見たい写真をすぐに探せるようになり大変便利です。 写真の整理をされていないと言う方は、ぜひデジカメデータをパソコンで管理するところから始めて見ましょう。 2. データのバックアップ方法 ■パソコンでバックアップした写真を、確実に保護しよう 最後は、パソコン自体バックアップです。 パソコンは、持ち運びでいるときにパソコンを落下させてしまうなどの人的被害による故障や、経年劣化による故障、さらにはランサムウェア等の被害に遭遇しデータを喪失してしまうなど、様々な理由でデータをなくしてしまう。可能性がありますので、バックアップが必要です。パソコンをバックアップすることで、写真はもちろん、パソコンに保存されている他のデータもすべてバックアップされます。 ここで便利なのが、バックアップソフトのAcronis True Image 2017 New Generationです。データを簡単にバックアップできるのはもちろん、ランサムウェアのように写真を含めてデータを勝手に暗号化してしまうマルウェアからの保護も用意されています。 パソコンで写真の管理と合わせて、パソコン自体のデータ保護をしっかりとして、写真データが失われないようにしてみてください。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/ 個人向けバックアップソフト Acronis True Image 2017
2017年5月26日  — 8 分で読めます
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2017年5月26日  — 8 分で読めます
World Backup Dayキャンペーン当選者発表
毎年3月31日はバックアップの日 「World Backup Day」です。 この「World Backup Day」を多くの方に知ってもらい、データを保護してもらうために、2017年3月から4月の約2ヶ月間、SNSでキャンペーンを行いました。 今回のキャンペーンは「データバックアップに 関する経験談を投稿して、QUOカード1万円をゲットしよう。バックアップして助かった人! バックアップしなくて困った人?」としてバックアップの体験談を投稿してもらう物でした。 応募いただいた有効投稿はFacebookでは80件、Twitterで153件ありました。 これ以外にも、残念ながら応募方法を間違えられてしまったなどの方も含めると、総計では300名以上いらっしゃったようです。 リツイートだけでも応募できる気軽なキャンペーンとは異なり、必ず体験談を投稿しないといけないものにもかかわらず、たくさんの投稿をいただけました。頂いた内容はとても濃く、バックアップに関する皆さんの経験や考え方も非常に参考になるキャンペーンとなりました。   投稿の中でも多かったのが写真に関する体験談で、画像も添付していただいた方も多くいらっしゃいました。 今回の抽選は内容からではなく無く、応募していただいた方の中からの抽選でしたので投稿者の中から抽選をさせていただきました。 Quoカードが当たるバックアップして助かった賞と、してなくて困った賞は、応募された中から50件をランダムにピックアップしました。その中から助かった投稿と、困った投稿を分けた上で抽選をしています。バックアップソフトAcronis True Image 2017 New Gewnerationが当たるAcronis賞は、有効投稿の中からランダムに抽選しました。 今回も他のキャンペーンと同様に投稿をピックアップし、それぞれに番号を設定し、そのデータはAcronis Notaryを使って真正を保証。その上で、関係ない第三者により番号をランダムに抽選してもらいました。 Acronis Nortaryの詳細はこちらをご覧ください。 http://www.acronis.com/ja-jp/blog/posts/detanogai-zandui-ce-ninaruacronis-notarywoshi-tutemiru データの改ざん対策になるAcronis Notaryを使ってみる 投稿の傾向としては、写真関係が多く、バックアップしているという方も多かったですが、様々な原因でデータが消えてしまったという経験をお持ちの方も多くいらっしゃる事がわかりました。 当選された方々の投稿を紹介します。 投稿いただいた内容と合わせて、弊社よりコメントも追加させていただきましたので、ぜひご参考にしていただければと思います。 バックアップしていなくて困った当選者の方々のコメント
2017年5月24日  — 8 分で読めます
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2017年5月24日  — 8 分で読めます
ランサムウェアに関するよくある質問
国内でも一部で被害のあったWannnaCryによるサイバー犯罪で、ランサムウェア自体の認知度は一気に高まりました。 ランサムウェアという言葉自体を知り、どのような被害があるのか、イメージできたと言う方もいらっしゃると思います。 今回は、このランサムウェアの対策や被害について、もう少し詳しくご理解いただくたための質問と回答を用意しました。 ご自身の対策に不安のある方もそうでない方も、是非ご覧ください。 ランサムウェアとは何ですか 英語のRansom(ランサム)は、身代金という意味があります。 ランサムウェア(Ransomware)はコンピューターウイルス種類の1つで、コンピューター内のデータを暗号化し、身代金を要求するコンピューターウイルスです。 最近はコンピューターウイルスのことをマルウェアとも呼ばれており、その中でもランサムウェアによる被害は2016年頃から急増しています。 身代金を払うとデータは元に戻りますか ランサムウェアで身代金を払ったとしても、 データが戻るかどうかは残念ながらわかりません。 身代金の額は数万円から数百万円など様々ですが、「身代金の支払いに応じたが、データが戻らなかった」という例も多くあります。 「ダメ元で支払ってみようか・・・」と、思ってしまうような金額を指定してくるランサムウェアもありますのでご注意ください。 身代金はどのように支払いますか WannaCryでは、ビットコインでの支払い方法をとっていました。その他にもクレジットカード決済、各種プリペイドカードなど様々な支払い方法がランサムウェア毎に用意されています。 慣れた支払方法や簡単に支払えるからと言って支払っても、データが戻るとは限りません。 ランサムウェアの対策など何もしていません。今のところWannaCryには感染しませんが、大丈夫ですか WannaCryに、今はたまたま感染しなくても、 将来同じ脆弱性を利用した別のランサムウェアに感染しない保証はありません。 ランサムウェアに限らずマルウェアはたくさんあります。必ずアップデートをして脆弱性をふさぐ必要があります。 OS、セキュリティー対策ソフトウェア、その他ソフトウェアの更新情報を確認の上、最新の状態に維持しておくことが大切です。 サポートが終わった製品を使い続けても大丈夫ですか サポートが終わった製品の脆弱性修正は、基本的に提供されません。 そのため、インターネットにつないだり、USBメモリ、CD、DVD、フロッピーディスク等からランサムウェア等に感染する可能性は十分あります。 どこにも接続せずにパソコン単体で利用しているだけなら大きな問題はありませんが、データを何らかの手段で取り込む場合は、最新のセキュリティソフトウェアでチェックしたものだけを取り込むようにしましょう。 感染しているかをどう確認したらいいですか 多くのランサムウェアは、ファイルを暗号化して使えなくし、身代金支払いのメッセージを表示します。 表示が無くても、ファイルが使えなくなった場合は、ランサムウェアに感染している可能性があります。 ランサムウェア以外のマルウェアを含めて、感染しているかどうかを調べるには、セキュリティソフトウェア等を使ってご確認ください。 脆弱性とかアップデートとは何ですか 脆弱性とはパソコンやスマートフォンのOSやソフトウェア、アプリ等にある不都合の一種で、その不都合を利用してランサムウェアに感染し攻撃されます。 不都合をわかりやすい例で説明しますと、 例えば、ピッキング不可能と言われる鍵を使った「扉」があるとします。 しかしこの扉が、特定の振動で揺らしたら開いてしまうと言う欠陥があったら、「揺らしたら開く」という事が脆弱性です。この脆弱性を無くすのが「扉の修理」になりますが、パソコンやスマートフォンで言うと、OSやソフトウェアだと「アップデート」になります。 脆弱性は、しばしば新しく発見されることがあります。 この扉の例で言うと、「アイスの棒が鍵の代わりになる」という新たな脆弱性が発見されたとします。この扉は、「さらなる修理」が必要になりますが、誰にも知られなければそのままでも良いかもしれません。しかし現在は、インターネットなどで情報がすぐに広まってしまいますので、一刻も早く修理しなければ、泥棒に入られてしまうリスクがあるということです。 ランサムウェアはWindowsパソコンだけに感染しますか ランサムウェアはWindowsパソコンだけでは無く、すべてのIT機器で感染する可能性があります。Macやスマートテレビでも被害が報告されています。 身近な例ではスマートフォンも感染します Androidスマートフォンがランサムウェアに感染してしまった場合、スマートフォン自体をロックしてしまいユーザーが利用出来なくしてしまうという被害例がいくつも報告されています。 ランサムウェアの被害は、データを暗号化するだけですか ランサムウェア自体はデータを暗号化し、暗号化を解除するための身代金でお金を稼ぐことが第一の目的と考えられています。 しかし、これは隠れ蓑で、他の犯罪のためのデータを収集したり、社会的に混乱させることなどの目的もあるようです。 OSをアップデートしていれば問題ないですか ランサムウェアはOSだけでなく、ソフトウェアやアプリの脆弱性も利用して拡散するケースもあります。 例えば、Webブラウザ、PDFビューアーなど、お客様に利用されることの多いソフトウェアの脆弱性を利用してパソコンに感染しようとするものもあります。 このため、OSのアップデートだけでなく、各種アプリケーションソフトウェア、アプリのアップデートも必要になります。 ランサムウェアを予防する方法は ランサムウェアを予防するには、OSやソフトウェアのアップデートが最低限必要になります。 その上で、セキュリティソフトウェアを導入し、さらにデータのバックアップをする必要があります。 バックアップはなぜ必要ですか OSやソフトをアップデートし、セキュリティソフトを使用していれば、ランサムウェアからの被害の危険性はかなり減少します。 しかし、新種のランサムウェアによる被害から確実にデータを保護できるとは限りません。 このため、バックアップをしてデータを保護し、万が一ランサムウェアの攻撃を受けてしまった場合に備え、データを守る必要があります。 アップデートし、セキュリティソフトウェアを入れ、バックアップしていれば安心ですか ランサムウェアによっては、バックアップデータ自体を暗号化する場合があります。 これを予防するには、ランサムウェアが暗号化できない場所にバックアップデータを保存する必要があります。 バックアップデータ自体を保護する必要があると言うことです。 外付けHDDのケーブルを外しておく、クラウドに保存するなどの方法があります。 クラウド上にあるデータは安心ですか クラウド上にデータがあれば、ランサムウェアの被害にあわない可能性が高いですが、ランサムウェアによってはクラウド上のデータを使えなくする可能性もあります。 下記の場合はランサムウェアの攻撃の対象になってしまうので注 意が必要です。 クラウドへのバックアップでも、 Windowsのエクスプローラーからアクセスできる様なファイルをコピーしているだけのような場合は、ランサムウェアが直接データを暗号化してしまう可能性もあり、クラウドだからすべてが安全だとは限りません。 アクロニスクラウドの場合は、バックアップデータにアクセスするにはアクロニスのバックアップソフトウェア経由になるため、万が一ランサムウェアの攻撃を受けても、バックアップデータの暗号化を防げます。 ランサムウェアはどうやって感染しますか ランサムウェアの感染源は、多種多様です。 ・ インターネットに接続しているだけで勝手に感染する物 ・ メールで添付されたファイル ・ USBメモリのデータから ・ Webサイトの不正な広告 ・ 一見問題ないアプリに仕組まれた物 ・ 一瞬目を離したパソコンを誰かに操作される などがあります。 いつどのように感染するかはわからないので、 常に注意深くしておく必要があります。 パソコンやスマートフォン、タブレットなどだけ注意していれば良いですか ランサムウェアに限らず、マルウェアははあらゆるIT機器で感染する危険性があります。 例えば、一部のWi-Fiルーターに脆弱性見つかりました。さらにこの製品は、サポートを終了していたため使用停止を呼びかけた事例がありました。 マルウェアは、弱点があればそこから攻撃をするので、パソコンやスマートフォン、タブレットの対策はもちろん、無線ルーターや身近にあるIT機器すべてのセキュリティ対策は常に必要になります。 以上、ランサムウェアに関するよくいただくご質問をまとめました。 ランサムウェアからデータを確実に保護するには、バックアップが必要不可欠です。 アクロニスには、ランサムウェアを検知し、攻撃を止め、ランサムウェアによって暗号化されたファイルを復元させる「Acronis Active Protection」機能を搭載した「Acronis True Image 2017 New Generation」 を提供しています。
2017年4月27日  — 5 分で読めます
Acronis
2017年4月27日  — 5 分で読めます
「絶対なくしたくない夏の思い出データは何?」キャンペーンでGoPro HERO Sessionを当てよう!
アクロニスはSNSでバックアップを啓蒙するキャンペーンを2016年末から行っていますが、2017年のゴールデンウィークから夏休みにかけての新しいキャンペーンが始まりました。 今回は夏に向けた「絶対なくしたくない夏の思い出データは何?」キャンペーンです。 4月27日から8月31日まで行われ、4回の応募期間中、毎回 GoPro HERO Session が1名様、バックアップソフトのAcronis True Image 2017 New Generaitonのプレミアムサブスクリプション版が3名様に抽選で当たります。 各応募期間は次のようになっています。 ・第1回応募期間    4月27日~5月31日応募分 第1回応募はこちらから ・第2回応募期間    6月1日~6月30日応募分 ・第3回応募期間    7月1日~7月31日応募分 ・第4回応募期間    8月1日~8月31日応募分 賞品はGoPro Hero Session 今回の当選賞品は、夏に向けて水場での使用も安心な10m防水もついたアクションカ メラのGoPro Hero Sessionです。 Wi-FiとBluetooth機能でスマートフォンとも連携して、夏ならではの写 真やビデオを撮影できます。 こちらのカメラで夏の思い出データをどんどん作って下さい。 ゴールデンウィークには間に合いませんが、夏休みにGoProを使いたい方には6月末までの第2回応募期間は間に合うと思いますので、お忘れ無くご応募をお願いします。 http://shop.gopro.com/APAC/cameras/hero-session/CHDHS-104-master.html GoPro Hero Sessionの詳細はGoPro社のサイトをご覧下さい。 GoPro Hero Sessionは毎回1名様のみですが、Acronis True Image 2017 New Generaitonのプレミアムサブスクリプション版は毎回3名様が当たります。 こちらのライセンスは5台のコンピュータ用 (1年版、1TBクラウドストレージ付属) となっています。 このバックアップソフトは、ランサムウェアやデータの改ざん対策もできる次世代製品ですので、こちらを狙うのも悪くないですよ。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/ Acronis True Image 2017 New Generation キャンペーン応募方法 キャンペーンに応募するにはアクロニスのTwitterアカウントをフォローした上 で、各応募期間にツイートする該当の投稿にリツイートする事で完了します。 すでにフォローしている方は、そのままリツイートするだけです。 さらに当選確率を上げるには、コメント付きリツイートで「絶対なくしたくない夏の思い出データは何?」に関するコメントをお願いします。 例えば 海に行ったときの思い出写真は無くしたくない。 夏だけど南半球に旅行に行ってスキーして最高に楽しかったビデオは一生取っておきたい。 夏のイベントに向けて家にこもって作った作品データが消えたら困る。 みたいな簡単な物で大丈夫です。 コメント付きリツイートで応募口数が2つになりますので、当たりやすくなりますよ。 キャンペーン期間中4回の応募期間がありますが、万が一外れても毎回応募しても問題ありません。 今までのキャンペーン同様、多くの皆様のご応募をお待ちしています。 http://www.acronis-jp.com/gopro-campaign/ 「絶対なくしたくない夏の思い出データは何?」キャンペーン https://twitter.com/Acronis_Japan アクロニスのTwitterアカウント http://www.acronis.com/ja-jp/ アクロニス
2017年4月6日  — 7 分で読めます
Acronis
2017年4月6日  — 7 分で読めます
Windows 10 Creators Update前にパソコンをバックアップしよう
Windows 10 Creators Updateが2017年4月11日から提供されます。 Windows 10になってから3回目の大きなアップデートです。Windows 10を含め、ほとんどのOSのアップデート時にはトラブルが発生する可能性も高く、事前のバックアップは必須です。 今回はWindows 10のアップデートについてと、OSアップデート前に準備しておくことを紹介します。 無償で提供されるWindows 10のアップデート マイクロソフトのWindowsは、仕事や家庭などで使うパソコンのOSとして広く普及しています。 過去のWindowsは、有料で数年に一度、 大きなアップデートとして提供されていました。 Windows XPからVistaへは5年、Windows Vistaから7へは3年のように、数年に一度、新バージョンが提供されていました。 有料なことや、バージョンアップでの不都合を考え、自らアップデートする方は多くなく、新しいWindowsを使うのは、パソコンを買い換えた時が定番だったと思います。 企業ユーザーの場合は、使用しているソフトなどの関係で、新しいパソコンにしても、数世代前の古いOSを使い続けていた事も多かったと思います。 2015年に提供されたWindows 10からは、アップデートのポリシーが大幅に変わりました。 従来のように数年おきに新バージョンを有償で提供するのではなく、半年から1年に一度程度の周期でアップデート版が無償提供されます。 アップデート自体も基本的に自動的に適用され、Windows 10ユーザーは常に最新バージョンを使う事になります。 アップデートしてもOSの名称は Windows 10のままで、基本的な操作性や見た目なども、1回のアップデートでは大きくは変わりません。 このため、ユーザーにとっては操作方法を新しく覚え直す必要がなく、Windows 10の基本的な操作方法を覚えれば、進化したアップデート版へも自然に移行できます。 Windows 10のアップデートで何が変わるのか Windows 10は2015年7月に提供が始まりました。 1回目のアップデートは2015年11月に提 供された、Windows 10 November Updateです。 大きな変更点はパーソナルアシスタント機能の、Cortana、日本語フォントの改善などがありました。 2回目のアップデートとして2016年9月に 提供されたのがWindows 10 Anniversary Updateです。 認証機能のWindows Helloによる生体認証機能、Windows Inkでのペン機能などが強化されました。 そして2017年4月に提供されるのが3回目 となるWindows 10 Creators Updateです。 3Dのペイントソフト、VR関連の新機能などが追加されます。 このように、各アップデートでは定期的に新機能が追加され機能が強化されています。また、細かな改良も行われ、使い勝手や見た目に関しても微妙に変更されています。 アップルのmacOSも同じように1年に一度 程度の大きなアップデートが行われており、数年前と比べると機能や見た目がだいぶ変わっています。これと同じように、Windows 10も数年後にはだいぶ変わっているかも知れません。 OS アップデート時に問題が発生する可能性は高い OSのアップデートによって機能が強化され、使い勝手も向上するなど、ユーザーにとっては生産性向上にもつながります。 しかし、アップデートの際に何らかの問題が発 生する可能性があります。 よくあるのが アップデートが何らかの原因で失敗しOSが起動しなくなってしまう。 アップデート後に一部のソフトなどが不都合で動かなくなる。 のような事です。 このようなトラブルはWindowsに限らず、多くのOSのアップデート時によくある不都合です。 このため、Windowsに限らずOSをアップデートする前のバックアップは必須となっています。 また、企業などで使う場合には、バックアップはもちろん、自社の環境がアップデート後にも問題なく動作するかを確認する必要もあります。 家庭で使う一般ユーザーの場合でも、使っているソフトや周辺機器がアップデートした後に使えるかどうかは確認しておくのが無難です。 従来のWindowsのアップデートよりも、Windows 10のアップデートで規模は小さく、問題が発生する可能性は従来より低いですが、OSのアップデートは何があっても大丈夫なように準備をした上で慎重に行うべきです。 OS アップデート前にはバックアップをしておこう トラブルが発生するかどうかは事前にわかりませんので、アップデートする前にバックアップをしっかりしておく事は重要となります。 単純にデータを保護しておくだけでなく、OS が起動しなくなることも考え、緊急時に起動できるようにしておきましょう。 Acronis True Imageの場合は、操作画面のツールからブータブルメディアを作成することができます。 ブータブルメディアとは、USBメモリやDVDでパソコンを起動するもので、パソコンが立ち上がらなくなった緊急時などに使うものです。   ブータブルメディアを作っておけば、パソコンがアップデートの不都合などで動かなくなっても、このブータブルメディアからパソコンを起動して、何かあった場合にはバックアップ済みの動作している環境へ戻す事ができます。 パソコンによっては、購入時の状態に戻せる機能も用意されているので、その手順をパソコンが起動しなくても分かるように印刷しておくと便利かも知れません。 バックアップ前の準備では、バックアップ自体に時間がかかり、パソコンがアップデート中は使えなくなるという問題もあります。 アップデート時間は、環境にもよりますが、数時間かかる場合もあり、前述したように何らかのトラブルが発生することも予定しておきましょう。 アップデートは、少なくとも数時間はそのパソコンを使わなくても問題ない時間に実行するような事も必要になります。 Windows 10やパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット等も含め、OSをアップデートする際はバックアップなどの事前準備をしっかりとしておきましょう。 Acronis True Image 2017は、Windowsやスマートフォンなどマルチデバイスに対応していますので、様々なデバイス内の大切なデータの保護に役立ちます。 http://www.acronis.com/ja-jp/personal/computer-backup/