アクロニスの共同創立者でもあるテクノロジープレジデントのスタニスラフ・プロタソフ(Stanislav Protassov)がThe Cybersecurity Awards(TCA)2022で「Leader」を受賞しました。
この賞はAssociation of Information Security Professionals(AiSP)によって運営されており、Cyber Security Agency of Singaporeの支援を受けています。AiSPのパートナーである次の業界団体からもこの賞は承認を受けています: Centre for Strategic Cyberspace + International Studies (CSCIS)、Cloud Security Alliance Singapore Chapter、HTCIA Singapore Chapter、ISACA Singapore Chapter、(ISC)2 Singapore Chapter、The Law Society of Singapore、Singapore Computer Society and SGTech。
リーダーシップ、そしてサイバーセキュリティやデータ保護、人工知能などの技術研究におけるシンガポールへの貢献が今回の受賞理由です。Stanislavのリーダーシップと監督のもと、Acronis Singaporeはアクロニスの世界中のR&D拠点のなかでも特に重要な地位を確立しました。2015年には5人だったR&Dスタッフが、2022年には160人にまで増えました。現地採用されたスタッフの割合は現在70%に達しています。シンガポールのR&Dオフィスでは、サイバーセキュリティやAI、ブロックチェーンなど、多岐にわたる重要な研究テーマに関するプロダクト憲法と戦略的ロードマップも策定しています。他の新興サイバープロテクション企業や若手人材の尊敬を集めるロールモデルとなっていることも今回の受賞理由です。
「このような賞をいただけることはとても光栄なことであり、大きな自信にもつながります。アクロニスのテクノロジープレジデントとして、私はリーダーの立場からシンガポールのR&Dチームの知識と能力の確立に努めています。長い年月をかけて、アクロニスではシンガポールをイノベーションと製品開発の中心にするべく取り組んできました。その結果、最先端のサイバープロテクションテクノロジー開発の中心としてのシンガポールの評判が向上したとアクロニスでは考えています」とスタニスラフは述べています。
「ITUのGlobal Cybersecurity Index 2020[1]では、シンガポールは世界で第4位、アジア太平洋地域では1位(韓国と同率)にランク付けされています。サイバーセキュリティに対する準備態勢、意識、協力体制において、シンガポールを世界第3位に導くことがアクロニスの長期的な目標です。1位を獲得するには、人材のトレーニングへの継続的な投資が不可欠です。シンガポールが最高クラスのサイバーセキュリティ人材を世界中から惹きつける場所になれば、こうした人材から専門知識がもたらされます。また、現地の人材がトップクラスの人材から学ぶことができる仕組みも構築されます。アクロニスでは、これを実現するために、現地人材の採用、トレーニング、能力開発においてシンガポールの政府や地域コミュニティと緊密に連携して、シンガポールがサイバーセキュリティ分野でリーダーになるための取り組みに力を注いでいます」
[1] https://www.itu.int/epublications/publication/D-STR-GCI.01-2021-HTM-E
アクロニスについて
アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。